戦闘中、ヒートにかかった対象に、効果値に応じたスリップダメージを与える。
対象の機動が高ければ高い程、スリップダメージの順番が早く回ってくる。
基本的に、ヒートは効果値100と持続時間約16秒が設定されている。
- 効果値100=対象の最大HPの約10%
- 持続時間:約16秒
つまり、スリップダメージは割合ダメージに近い特性があり、効果値が高ければ高い程、スリップダメージは大きくなる。
通常のヒートと異なり、効果値や持続時間が異なるヒートも存在する。
効果値等の異なるヒートには以下のものがある。
- 長時間ヒート:効果値50
(持続時間:約52秒 援撃Fマキシマムチェインの追加効果) - 中倍率ヒート:効果値200
(ミネルバ改(ラン)の必殺Fの追加効果。持続時間は通常のヒートと同じ。) - 超ヒート:効果値300
(ミゼレムのボス「レッドグリフォン」などの必殺Fの追加効果。持続時間は通常のヒートと同じ。) - ヒート:効果値250
(マンティコアの必殺Fの追加効果の特殊なヒート。持続時間は通常のヒートと同じ。)
長時間ヒートは、効果値こそ低めなものの、52秒という長い時間で累積ダメージを稼ぐ方向性を持っている。
(つまり、イベントバトルの条件「総合計ダメージ」向けの仕様。)
超ヒートは非常に強力で、高いスリップダメージで、あっという間にユニットが瀕死になってしまうので、ヒーラーによる応急処置や連携F発動によるヒート解消が必要になってくる。
また、マンティコアが使うヒートが地味に厄介で、表示は普通のヒートだが、約25%ものHPを削られるため、普通のヒートと思って対処しないでいると、いつのまにかユニットが瀕死になっていることがあって、別の意味で危険であった。
◆ヒートの成功率
ヒートの成功率は、他の状態異常と同じ仕様であり、具体的な数値にすると以下のとおりになる。
- 高確率:約90%
- 中確率:約50%
- まれに:約10%
状態異常の成功率は、元々の成功確率に、対象の精神値及び耐性値(%)の影響を受けるため、必ずしも上の表記どおりの確率にはならない。
◆ヒートの重ね掛けのダメージ仕様
ヒートは、他の状態異常と同様に、重ね掛けが可能である。
ヒートを重ね掛けする場合のスリップダメージの仕様は以下のとおり。
ヒートによるダメージは、ヒートをかけたユニットで分割し、それぞれに加算します。
分割割合はヒートの効果値の割合に比例します。【例】効果値100のヒートをユニット3体でかけている時
・100:100:100=33.3%:33.3%:33.3%
【例】効果値200のヒートをユニット1体、効果値100のヒートをユニット2体でかけている時
・200:100:100=50%:25%:25%
(装甲娘ゲーム内ヘルプより引用)
つまり、複数の異なるヒートをたくさんかけても、結局は100%までの威力に抑えられてしまうということになる。
それでも、効果値の影響は大きいので、重ね掛けによるスリップダメージは侮れない。
ヒートは、かつては強力なダメージソースだったが、ヒート抑制という状態異常耐性が実装されたため、あまり有効なダメージソースではなくなった。
◆関連項目