【旧装甲娘】ミズシロ チヅル

【注意!】旧装甲娘時代の情報です。

現在の装甲娘の登場人物とは設定等が異なっている可能性があります。


ミズシロ チヅルは、旧装甲娘に登場したキャラクターのひとり。

LBXはグリーンリボン

CV(キャラクターボイス)は声優の古木のぞみさんが担当。

ゲーム中のプロフィールでは、

常に冷静で、掃除が好きなメイド。
代々アンの家に仕えており、
非常に強い忠誠心の持ち主。
仕事熱心すぎてプライベートがほぼ存在しない。

「͡͡斯様(かよう)なゴミの排除も、メイドの仕事です」

と記載されていた。

一人称は「わたくし」。

オノサキ マユウはメイド仲間。

ヤマシナ アンは主人。

非常に仕事熱心で、事務的で効率的。

まるで、某フェイトに出てくるセラのようだ。

(いや、それ以上に大奥の女中頭のようだ。)

だからといって、威張るワケでもなく、
自分の意見を押しつけるお局タイプでもない。

根っからの有能な秘書的メイドというワケである。

彼女にとってミメシスとの戦闘は、
ゴミ掃除程度にしか思っていない。
(それに見合った性能は、ゲーム中では無いがw)

仕事を極力効率的に片づけているが、
普通、それを実践する人はプライベートの時間を
少しでも作りたいために行うのがほとんど。

しかし、彼女にはプライベートが無いため、
本当に作業用のアンドロイドのような感じになってしまっている。

片言の同僚メイドのマユウといい、
チヅルといい、メイドキャラの設定が怪しすぎる。

まあ、それすらも有りがちな路線ではあるが…。(笑)

 

◆セリフ集

「仕事は効率的に片づけてしまいましょう」マイページ移動時

「何か?」クリック時

「後にしていただけますか?」クリック時(♥3以上)

「斯様なゴミの排除も、メイドの仕事です」プロフィール音声

「排除します」必殺ファンクション発動時

「露払いはわたくしめが」チームリーダーで戦闘開始

「これにて完了です」チームリーダーで戦闘クリア

キャラシナリオ概要(ネタばれ注意)

ミズシロ チヅルのプライベートなストーリーについて記載。

隊長以外の第三者目線で記載しているので、
実際のキャラシナリオとは表記が大分異なっています。
(内容はほぼ同じです。)

 

出会い

隊長はソフィアと共に、
レーダーの反応ポイントへやってきた。

「もし。そこを行かれるお方」

到着と同時に少女が声をかけてくる。

ソフィア「なにかしら?」

「私と同じくらいの歳の女の子を2人、
見かけませんでしたか?
1人は私の主、1人は私の同僚です」

さすがにそれだけではわからないと答えると、
少女は落胆した様子で、かぶりを振った。

「ご存じないのでしたら、私はこれで。
先を急ぎますので」

ソフィア「ちょっと待って。
貴女、この世界に転移したばかりでしょう?
状況がわかっているの?」

「それはわかりませんが、
いずれにしても、私にとっては
二人を捜すことが最重要目的です」

ソフィア「状況を把握した方が近道になると思うわ。
一度、私たちと同行してはどうかしら?
どうしてもと言うなら止めないけど……」

「わかりました。
あなたがたについていきます」

ソフィア「…随分、決断が早いのね」

チヅル「早いに越したことはありません。
私の名はミズシロ チヅル。主に仕えるメイドです」

隊長はソフィアを紹介した。

チヅル「……なるほど」

「把握しました。
後のことは道中で……さあ、参りましょう。
時間が惜しいです」

チヅルに急かされ、彼女を基地まで連れていくことにした。

 


従者の矜持1

チヅルとリノが何かを話している。

リノ「それじゃ、チヅルさんって、
本物のメイドさんなんですか?」

チヅル「はい。大正の頃から代々、
アン様の家にお仕えしております」

リノ「先祖代々ですか?すごいですね……!
わたし、メイドカフェで働いてたんですけど、
本物のメイドさんは初めて見ました。」

チヅル「別に、本物も偽物もないでしょう」

「あなたが奉仕のプロとしての意識を持って
仕事に励んでいたのなら、それはもう充分に
本物のメイドだと言えます」

「実際、丁稚奉公もない現代においては、
多くのメイドは賃金で雇われているだけです。
私のようなケースが特殊なのですよ」

リノ「そうなんですか……」

「わたし、メイドさんについて、
まだまだ勉強不足なことが多くて。
よければ色々と教えていただけませんか?」

チヅル「構いませんよ。
人に教えるのも、勉強になりますから」

「そういうことなので、隊長。
ご協力願います」

隊長は、明らかにチヅルの視界外にいたはずだが、
いきなり声をかけられてしまった。

隊長「協力って?」

チヅル「今から、あなたを臨時ご主人様に任命します。
私がいいと言った時以外、
動いてはダメですよ」

(ご主人様ってメイドから“任命”されるものなのか??)

リノ「す、すみません、隊長さん。
ちょっとだけお願いします……!」

その後、隊長はチヅルとリノの練習に
しばらく付き合わされた。

 


従者の矜持2

ある日。
部屋の掃除をしてくれていたチヅルが、
不意に隊長へ振り返って言った。

チヅル「皆さんは、もっと物を捨てるべきです」

「整理整頓、という言葉にもあるように、
片付けは整理……不要なものを捨てることから
始めるのです」

「私の見たところ、この部隊の部屋は
全体的に散らかり過ぎかと存じます。
もっと物を減らすべきです」

「使わないもの、不要なものを取り除けば、
その分空間を有効に使えますし、
物を探す時間も短縮できるでしょう」

「本件に関しては、
特にマココさんとケイさんがズボラすぎます。
隊長からも何か言ってあげてください」

隊長は、そのへんに関しては無関心で、
神経質になることはないと考えている。

チヅル「人生の時間は有限です。
まして、この世界のような状況下では、
時間の有効活用は極めて重要です」

「不要なものを取り除けば、
その分、必要なものに割く時間を
増やすことができます」

隊長「だが、物が手に入りにくい状況でもある。
簡単に物を捨てることに抵抗を覚えるのも、
自然な心理だろう。」

その言葉にチヅルは納得し、
妥協案を出してきた。

チヅル「では、整頓だけにしましょう。
収納スペースを有効に使って……
頭上の空間が、案外盲点なのですが……」

しゃべりながらも、チヅルはテキパキと部屋を片付けていった。

その様子を見ていた隊長は、

隊長「掃除が好きなのか?」

チヅル「好き……?
そんな次元では考えたことがありません。
仕事は仕事なので」

「ただ、自分のやったことで、
誰かが快適に気持ちよく過ごせるなら、
それは……嬉しいですね」

「もちろん、世の中には奉仕に値しない
ロクでもない人種もいますが」

「少なくとも、この部隊の人たちは、
尽くしがいのある方ばかりだと思っていますよ」

そう答えながら、
チヅルは整頓を終えていた。

チヅル「さて、あとは掃き掃除と拭き掃除と……」

マココ「ただいまなのらー。
……あれ?部屋が片付いてる」

ケイ「うわっ、マジだ……!
あまりにも片付きすぎてて、
どこに何があるのかさっぱりわかんねえ!」

チヅル「テーブルやソファの上にあったものは、
こちらの棚に全て移動しておきました」

「手の届く場所を定位置にした方が
利便性に優れるということであれば、
新たに置き場所を考えましょうか」

ケイ「……えっ、いいのか?
てっきり怒ってんのかと……」

チヅル「私はメイドですから。
皆さんに快適に過ごしていただくことが
最優先です」

「それを踏まえたうえでご提案ですが、
この辺りに小さな棚を置いて……」

その後、チヅルの改善案により、
共有スペースは格段に綺麗になった。

チヅルは、最初は極端なことを言うが、
話せば非常に聞き分けのいいタイプらしい。

……聞き分けがいいのは、メイドだからか?

 


関連項目

グリーンリボン

キャラクター一覧 LBX一覧

オノサキ マユウ ヤマシナ アン


 

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