ヒロセ ツバサは、装甲娘に登場するキャラクターのひとり。
チーム・アテナスのメンバーである。
◆プロフィール
本名:ヒロセ ツバサ
誕生日:5月9日 星座:おうし座 血液型:A
出身地:ポーランド ルブリンシティ
すきなもの:大空
特徴
ポーランドからやってきたハーフの装甲娘。
美少女戦士を自称し、高い飛行能力を持つが、高所恐怖症という悩みを抱えている。
CV:岩淵桃音 イラスト:lack
LBCS:ファルコン
◆解説
中欧諸国の一国、ポーランドのルブリン県※出身の女子高生。
(首都ワルシャワの南東部にある県。)
父親がポーランド人、母親が日本人のハーフ。
両親の離婚で、母親とともに日本へ渡り、帰国子女となった。
一人称は「ワタシ」。
日本語が一部、片言になっており、語尾の「です」が「ネス」になっていたりする。
また、「百聞は一見さんお断り」など、明らかに間違った慣用句を使ったり、時々、ポーランド語の単語が会話に混じることもある。
隊長のことを“隊長サン”と呼ぶ。
過去に隊長と出会ったことがあるのだが、隊長はすっかり忘れてしまっていた。
自分のことを“美少女”と呼んで疑わない、天然な性格。
あと、怖がると白目になってしまう。
そして、飛行能力があるLBCS:ファルコンを使う装甲娘である……が、致命的なまでに高所恐怖症なのであった。(笑)
(ツバサいわく「コウショソースキョー」(笑))
自身は不死鳥(フェニックス)のイメージで飛び、ミゼレムを撃退したいという。
絶望的なまでに滞空センスが無いため、飛べるようになるまでの遠くて長い努力の道のりが始まった。
ジャンプするまでは良いのだが、高所恐怖症のせいでLBCSの機能をうまく使いこなせず、空中待機ができない。
それを見ているうちに、隊長は彼女のことを思いだした。
隊長が、装甲娘適性検査に合格した女子たちに囲まれ、質問攻めにあっていた時、隊長は、ツバサから高所恐怖症を治したいと言われ、適当に「ウチに来たら10日で飛べるようにしてやる!」などと軽口をきいていしまっていたのだ。
それこそが、ツバサがチーム・アテナスに志願してきた理由だった。
「ようやく思いだしたネスか!?そうネス!ワタシがあの時の美少女質問者ネス!」
(“美少女”だけは外せないのか…。)
高所恐怖症を克服するため、まずは生身で少しずつ高いところからエアマットへ飛び降りる練習をすることになった。
悪戦苦闘の末、ようやく10mの高さまでの怖さに慣れるものの、それ以上の高さには、どうしても慣れずに困っていた。
空中戦に拘るツバサに理由を訊いてみると、その理由は父親にあった。
父親はポーランド軍の軍人で、戦闘機パイロットだった。
父親のように、空を飛んで人々を守れる存在になりたかったからである。
そんな時、母親の故郷の日本はミゼレムの大群に襲われ、ツバサは装甲娘に志願することにした。
故郷がピンチになったこともあり、母親はツバサに賛成するも、娘の高所恐怖症を知っていた父親は反対。
結局、両親は離婚となり、装甲娘になるためにツバサは母と帰国したのだった。
そんな彼女だからこそ、LBCS:ファルコンに選ばれたのは当然のことであった。
彼女の姓は、両親が離婚するまでは、Mazur(マズール)だった。
楽しかったあの頃…Tsubasa Mazur(ツバサ マズール)に戻りたい。
自分が立派な装甲娘になって、Tataが認めてくれれば、また家族が戻れるかも…と考えていたのだ。
彼女は、こうして自分のことを隊長に話すことで、自分の原点(オリジン)を再確認でき、もう彼女に迷いは無くなっていた。
── そして、ある戦いで、高層ビルの付近を飛行型ミゼレムが飛びまわり、けん制しているのに気づく。
ミゼレムから逃げた避難民の子供たちが高層ビルの上の階に閉じこめられているらしい!
ビルはところどころが痛んでおり、崩壊する危険性もある。
そこで、ファルコンの出番となった。
まだ10mの壁を超えられていないツバサは躊躇するが、父親のように空を飛んで人を守れるのはお前のツバサだけだと隊長に諫められ、励まされた。
そして、隊長をかついで飛び、ビル内の人がいるところに放り投げることとなった。
「下を見ずに目標まで飛べ」という指示を的確に守り、隊長は子供たちを保護し、ファルコンは、空中のミゼレムを撃退することに成功した。
なんと、ファルコンは120mの高さにまで上昇し、自在に空中を飛びまわっていたのだった。
今までよりも遥かに高度が高いため、むしろ高所感が無くなって、大空を心地よく飛べるようになったらしい。
しかし、隊長と話すためにビルに降り立ったとたん、恐怖がぶり返してきてしまった。
へたり込むツバサに隊長は、いつものように「大丈夫か?」と語り掛ける。
そして、自分が救った命が、地上から手を振っている姿を見て、ツバサは涙が出てきた。
父親がなぜ戦闘機のパイロットをやっているか、その理由を実感したからだった。
誰かのために飛ぶ意味を理解した娘を、父親は否定せず、一緒に飛べる日がいつかは来るだろう。
そして、ツバサは、隊長にキスした。
隊長が良く言う「大丈夫」とは、ポーランド語の「ダイジョバ」に発音が似ているという。
ダイジョバの意味は「キスして♥」という意味で、隊長ならいいということだった。
しかし、自分からしておいて恥ずかしくなったツバサは、一足先にビルからファルコンで飛んでいってしまった。
隊長は、歩いて高層ビルから帰ることになった。
ちなみに、ファルコンは高度15mくらいで失速し、高所恐怖症で墜落したという。
彼女の試練は、これからも続くのだった…。(笑)
◆ファルコンのポーランド語講座(笑)
Tak (タァク):はい
Nie (ニェ):いいえ イヤ
Tata (タータァ):お父さん
Daj dzioba (ダイ ジョバ):キスして♥
◆考察
西洋人とのハーフという設定だからだろうか、髪の色は金髪だが、瞳は日本人の鳶色に近い。
全体的にあどけなさがあり、高校生というよりも、中学生のような印象を受ける。
ポーランドの制服なのだろうか?
朱色がメインカラーの制服は珍しい。
制服の上に羽織る白地にグリーンの襟元のポンチョみたいなアウターが印象的。
各部のカラーリングはコントラストが強いが、胸元の黄色いリボンネクタイが、各部の色のキツイ印象を和らげている。
脚部の黒いストッキングも落ち着いた感じが出ていて良い。
コスプレは難しいだろうが、レイヤーを名乗るならば挑戦してみるのもいいかもしれない。
◆事前紹介
装甲娘公式Twitterでのキャラクター紹介では、
ポーランドからやってきたハーフの装甲娘さんです✨
高い飛行能力を持ちますが…高所恐怖症という悩みを抱えているらしいです🐤💦
(Twitter公式アカウント【DMM】装甲娘より引用)
と紹介されている。
◆関連項目
書き込み一覧 仲良く使ってください♪