【注意!】旧装甲娘時代の情報です。
現在の装甲娘の登場人物とは設定等が異なっている可能性があります。
シバサワ シズは、装甲娘に登場するキャラクターのひとり。
LBXはマリーフェイン。
CV(キャラクターボイス)は声優の藤川マサミさんが担当。
食事系のアイテムをプレゼントすると、
信頼度が他のプレゼントよりも少しだけ多く増加する。
ゲーム中のプロフィールでは、
医術の心得があるが、
諸事情で知識を活かせず、くすぶっていた。
将来は医者になるのが夢だが、
まだ知識は浅く、道のりは長いものと思われる。「自分が傷を癒してあげるっス!」
と記載されている。
一人称は「自分」。
語尾に「っス」が付く体育会系のノリ。
見た目は普通の女子高生。
髪は後ろでまとめてあるが、
恐らく、腰よりも下に長いロングヘアだと思われる。
医術の知識があるらしいのは確か。
実際にメディックとして活躍できるので、
傷ついた人を癒したいという志がLBXに反映されたのだろう。
隊長には「秘密」としか言わず、
多くを語らないが、自称「癒し系女子」は伊達ではない。
彼女は体の傷を癒す方の癒し系女子だが、
心(メンタル)を癒す方の癒し系女子はベニヤ スバルである。
◆セリフ集
「包帯よーし、消毒液よーし!」マイページ移動時
「うひぃ!お触り厳禁ー!」クリック時
「うひょっ!心の準備とか、いろいろあるのに」クリック時(♥3以上)
「自分が傷を癒してあげるっス!」プロフィール音声
「癒し系女子の力を見るっス!」必殺ファンクション発動時
「ズバーっと行っスよ!」チームリーダーで戦闘開始
「バビっと、終了っス!」チームリーダーで戦闘クリア
◆事前紹介
Twitter公式アカウント【DMM】装甲娘における
キャラクター紹介では、
元の世界では医者を目指していた救護班の少女。 諸事情で知識を活かせず、くすぶっていたところを隊に拾われる。
(Twitter公式アカウント【DMM】装甲娘より引用)
と紹介されている。
◆キャラシナリオ概要(ネタばれ注意)
シバサワ シズのプライベートなストーリーについて記載。
※隊長以外の第三者目線で記載しているので、
実際のキャラシナリオとは表記が大分異なっています。
(内容はほぼ同じです。)
出会い
ある日、見知らぬ少女が隊長を訪ねてきた。
「ども、初めましてっス!
自分はシバサワ シズという者っス」
「こっちの世界で難儀してたんスけど、
隊長さんの噂を聞いて、やってきたんス」
噂という言葉に隊長は反応した。
「ミメシスと戦ってるって聞いたっスよ?
毎日、負傷が絶えないことと思うっス」
「自分、こう見えて医療の心得があるっス!
きっとお役に立てると思うっスよ」
隊長は、これからよろしく頼むと少女に言った。
「はい!で、戦闘中も支援が得意なんで、
前線を支える生命線としての活躍も、
ってあれぇぇぇ?」
「えっ、自分採用っスか?
隊長さん、決断早すぎねぇスか!?
いや嬉しいんスけど!」
隊長の決断は早いが、
もう少し詳しく聞いておくことにしたようだ。
「どんな治療ができる?」
「え~……それは、何と言うっスかね。
あはははは~……そう、企業秘密っス。
いずれ披露する機会があるっスよ!」
……急に言葉を濁し始めた。
隊長は、ここに来る前は何をしていたのか問いただすと、
それすらも秘密だという。
「お、大人の女は秘密が多い生き物なんス。
ミステリアスな魅力がキモなんスよ。
あははは……」
何かを隠していることは明白だが、
隊長はいずれ判ることだと考えたようだ。
(隊長、あやしすぎるだろ・・・)
なりたかったもの1
シズが薬箱の中身を改めている。
シズ「包帯よし、消毒液よし、絆創膏よし。
内服薬も諸々オッケー……っと」
「とりあえず、準備バッチリっスね。
怪我人が出ないに越したことないスけど、
万一の時もこれで安心」
「……あとは、自分次第……
い、いや、ダメっス。
弱気になってはならんっス……」
隊長「量は充分か?」
シズ「ほわっ!た、隊長さん!
見てたんスか?や、やだなぁ~、もう」
「見ての通り、準備は万全っス!
どんなひどいケガをしても大丈夫っスよ!
自分が完璧に治してみせるっス!」
「……でも、できれば無理はしないでほしいっス。
隊長さんも、痛いのは嫌っスよね?」
それは当然である。
だが、どれだけ細心の注意を払っても、
無傷では済まない場合もある。
シズ「……はいっス。
責任重大だと、わかってるっス」
……思いつめた表情を見て、
隊長は力み過ぎなければいいのだがと心配になった。
なりたかったもの2
ミメシスとの交戦後、
部隊の面々に怪我はなかったものの、
隊長は脚に軽傷を負ってしまった。
隊長が心配なカリナは、シズを呼んだ。
シズ「隊長さん!怪我は……!?」
救急箱を手にしたシズが駆けてくる。
隊長の膝を見たシズは真っ青になった。
シズ「ち、血が……
隊長さん、血が出てるっス……」
攻撃がかすっただけで、
消毒と手当てをしておけばすぐ治る傷だった。
しかし、シズは震えてしまい、手当てしようとしない。
カリナ「シズちゃん?」
明らかにシズの反応はおかしかった。
シズ「だ……だ、大丈夫っス。
自分は、い、医療の心得があるんスよ。
この、くらい、すぐに……」
といいつつも、シズはふらりとよろめいてしまった。
ケガをした隊長がシズを支え、倒れるのを防いだ。
(立場が逆になっている…)
シズは気を失っているようだった。
隊長の手当ては隊長自身で行った。
シズはケイが連れて帰り、
ソファに寝かせた。
隊長が様子をみていると、
シズは意識を取り戻した。
シズ「うっ……た、隊長……。
自分、気絶してたんスか……」
「……やっぱり、ダメだったんスね。
何度も同じことを繰り返して、
自分じゃ克服できた気でいたのに……」
隊長「血が怖いのか?」
シズ「……他人の血を見ると、ダメなんス。
頭が真っ白になって、胸が苦しくなって。
気付いた時には、意識を失ってるっス」
「医療の心得があるのは、本当っス。
元の世界にいた時は、
医者を目指してたっスから」
(知識だけでは医者にはなれんよw)
シズ「わかってるっス!
自分が大きなハンデを背負ってることは」
「……実際、ここに来る前にも
市場の方で診療所の手伝いなんかを、
やらせてもらってたっス」
「でも、血を見ると失神しちゃうから、
使い物にならないって追い出されて……」
隊長は、今の状況を鑑みて、
救護班よりも戦闘に専念してもらう方が良いと考えた。
シズ「……自分は、人を助けたいっス」
隊長は、重傷者の前で気絶されては困るということで、
シズを救護班から外そうとした。
シズ「だって、母さんが──!!」
隊長「?」
シズ「……個人的な話っス」
隊長は話を促した。
シズ「自分の母さんは、まだ自分が子供の頃……
交通事故に巻き込まれて死んだっス。
自分をかばって、自分の目の前で」
「血が、止まらなかったんス……。
あの時、適切に止血ができていたら、
母さんは助かったかもしれないのに……」
その悲しい事故が、シズの動機でありトラウマであった。
シズ「もう……同じ思いはしたくないっス」
「でも、意識を保てないようじゃ、
結局何もできないってことっスよね。
……きっと、諦めた方がいいっス」
自分に言い聞かせるように口にして、
シズは立ち上がった。
悲しみを背負った小さな後ろ姿に、
隊長はかける言葉が見つからなかったようだ。
関連項目
癒し系女子 ベニヤ スバル
キャラクター一覧 LBX一覧