サービス開始前、DMM装甲娘公式アカウントの2019年8月28日の重大発表ツイートによって、敵の総称が明らかになった。
装甲娘公式サイトによると、ミゼレムとは、
世界の最適化を標榜するメカニカルテロリスト
という設定である。
“世界の最適化”というキーワードは、かつてダンボール戦機Wに登場したミゼルが言及し、実践を試みた言葉である。
メカニカルテロリストということは、ミゼレムは、機械を使った破壊殺戮工作を行う集団ということ。
つまり、LBXのような小型の敵や、キラードロイドのようなボスクラスの大型の敵も登場するということを告知で示唆していた。
(実際に、キラードロイドのような大型のモンスターのようなミゼレムが登場している。)
◆ミゼレムに現用兵器が通用しにくい理由
実は、LBCS「マスターコマンド」のキャラクターシナリオで明らかになるのだが、ミゼレムは、LBCS技術の応用で作られている。
つまり、LBCSのように俊敏かつ正確に動き、LBCS特有のスキンフィールドに似たバリア機能があり、衝撃の大半が無効化されてしまうため、現用兵器では倒すのが困難なのである。
しかも、LBCSに近い攻撃力もあるので、人間にとってはまさに天敵となるのである。
◆ハッキングには弱いものの…
実は、雑魚のミメシスは通信によって制御されているところがある。
なので、マスターコマンドなどの強力なハッキング機能でハッキングされたり、ウィルスを流されるという弱点もある。
しかし、逆に、通信機能を利用したワクチンプログラムの散布によって、複数のミゼレムに感染したウィルスを一気に駆除出来てしまうため、ミゼレムの軍団は通信で制御していても問題ないワケである。
◆ミゼレムのネーミングの由来
装甲娘のプロローグにおいて、
恐れていたテロが再び日本の首都圏で勃発。
その状況がミゼルの起こした過去の事件に酷似していたため、
政府はこの敵を「ミゼレム」と呼んだ。
と表記されている。
また、ゲームのサブタイトルに、「Crisis By The Mizel’s REMNANTS」と書かれているところから判断すると、ミゼレムとは、ミゼル(Mizel)という存在の“残滓(ざんし)”、または“切れっぱし”、すなわち、ミゼルから発生した子供たちと考えることができる。
(英語の remnant には、残り物、残滓、くず、半端モノ、きれっぱし等という意味があるため。)
つまり、ミゼルこそが、敵の最終ボス的な存在であると現時点では考えられる。
今後のストーリー展開では、変わる可能性があるが。
◆関連項目