【旧装甲娘】カラスマ バンリ

【注意!】旧装甲娘時代の情報です。

現在の装甲娘の登場人物とは設定等が異なっている可能性があります。


カラスマ バンリは、装甲娘に登場するキャラクターのひとり。

LBXはジャッジ

CV(キャラクターボイス)は声優の本渡楓さんが担当。

運動系のプレゼントをすると、
信頼度が他のプレゼントよりも少しだけ多く増加する。

ゲーム中のプロフィールでは、

几帳面な性格で、
何事も綺麗に割り切れる数学を愛する。
きれい好きで、いつも整理整頓をしているが、
その反動で潔癖症過ぎる一面も。
いつも楽をして生きていたいタイプ。

「あなたの行動は非論理的です」

と記載されている。

修道女のような清楚ないで立ちと、
美しい砂金のような髪。

まるで、某フェイトに出てくる騎士王のような印象を受ける。

それでいて数学好きなリケジョ。

いざLBXを纏うと、へそを出してくれるという、
真逆の方向性を見せてくれる彼女。

そのギャップにハートを鷲掴みにされた
隊長諸君は多いはず。(笑)

立ち絵では目を開いてくれないので、
是非とも瞳を見せてほしいものである。

盲目なのか、それともワザと目を閉じているのか…??

あるいは、某黄金聖闘士のように、
目を開いたら周囲の人間は五感を奪われてしまうのだろうか……?

いや、恐らく、ハートを奪われてしまうだろう。(笑)

色んな意味で興味が尽きないキャラである。

制服全身↓

制服は、なんと上と下が一体のワンピース!

しかもミニである。

しかし、他のキャラと違って、
絶対領域を出しておらず、
黒いストッキングで足を覆っていて露出がほどんどない。

潔癖というよりも清楚。

是非とも、彼女の瞳を一目見てみたいものだ。

◆セリフ集

「そろそろ出番だと推測していました」マイページ移動時

「あ、はい。なんでしょう?」クリック時

「あなたの行動は非論理的です」プロフィール音声

「100%撃破です!!」必殺ファンクション発動時

「計算では、この戦いは絶対勝てます」チームリーダーで戦闘開始

「100%任務完了です!」チームリーダーで戦闘に勝利

◆事前紹介

Twitter公式アカウント【DMM】装甲娘における
キャラクター紹介では、

潔癖症かつ神経質な面を持っており、いつも周りはきれいに整理整頓されている。また、何事も綺麗に割り切れる数学を愛する。

(Twitter公式アカウント【DMM】装甲娘より引用)

と紹介されている。

◆キャラシナリオ概要(ネタばれ注意)

カラスマ バンリのプライベートなストーリーについて記載。

隊長以外の第三者目線で記載しているので、
実際のキャラシナリオとは表記が大分異なっています。
(内容はほぼ同じです。)

 

出会い

「ここの空間座標をXとして
物体転移による補正エネルギーが
マイナスの値を取った時……」

隊長が声を初めて聴いたとき、
彼女はそう呟いていた。

そう、彼女は自分がこちらの世界に転移した
メカニズムを数学で導き出そうとしていたのだった。

しかし、彼女は自分の浅学の者では無理だという。

(まあ、そもそも科学とは違う概念で転移させれてきたのだから、
数学的要素で彼女が望む結果を導き出せるワケが無いのだが。)

「世界はまだまだ謎と脅威に満ちているようです。
もっと勉強しないといけませんね。」

そんな論理的で計算高い彼女を見て、LBCSであるなら、
是非とも部隊に加えたいと思う隊長だった。

隊長の勧誘は、彼女にとっては計算どおりだったらしい。

個の力では限界があると隊長が考えていることを、
彼女は既に悟っていたのだ。

「そのためにこの私、カラスマバンリをスカウトする。
実に論理的な考え方です。」

仲間になることは快諾してくれたが、
潔癖症のためか、握手には応じてくれなかった。

「自分、人に触れられるのは苦手なもので。
あなたに含むところは無いので
ご了承いただけたら幸いです」

そう言って、目を閉じたまま彼女は微笑んだ。

 

理系の極み1

「頑固な汚れ。
タワシで擦ってもちっとも落ちない」

バンリが台所の掃除をしている。
苦戦しているようだ。

「ご覧の通りシンクの汚れがしつこくて
難儀しています」

隊長が見る分には、
シンクはピカピカでどこも汚れていないように見える。

しかし、バンリの目には、
すごく汚く見えるという。

水回りはいつだって完璧に磨き上げて
おかないといけないというのが、バンリの信念のようだ。

「万一カビが原因で集団感染が起こると怖いですから」

バンリは、(見えない)汚れを落とすには、
もっと強力な洗剤を調合するしかないとつぶやいている…。

そして、しまいにはレーザービームで熱処理をしようとまでしている。

隊長は「基地を壊す気か」と冷静かつ迅速に突っ込む。

「全員食中毒で倒れるリスクに比べれば
一時的に台所が使えなくなるくらい
なんだというのですか?」

「しかし、ここは隊長の顔に免じて
取り下げることにします」

「とりあえず熱湯で間に合わせることにします。
大抵のカビなら高温で死滅しますから」

初めからそれでよかったのではないだろうか。

「とにかくここは使用禁止です。
食事がしたいのなら
外に買いに行ってください」

隊長はバンリに追い出されてしまった。

やはり、かなりの潔癖症である。

(そもそも、この世界に食事ができる店なんてあるのだろうか?)

 

理系の極み2

「隊長。60秒ほどお時間頂けますか?
自室の件でお話があるのですが」

バンリが隊長の部屋へ難しい顔をしてやってきた。

なにか問題があるようだ。

彼女の言い分だと、
もっと狭い部屋に代えてもらえないかということだった。

(部屋はある程度広い方が便利で快適だと思うのだが…?)

「個室は、ひとりで使うには広すぎます。
むしろ持て余し気味なのです」

「計算上では、あの床面積なら3人部屋としても
十分使用可能なはずです」

「せっかくなので仲のいい女子グループにでも
使わせてあげてください」

隊長は「構わないのか?」と再確認する。

「自分は寝袋と神と鉛筆さえあれば十分なので。
それ以外のスペースはただの無駄です」

「あ、それともうひとつだけ条件が。
新しく入る子たちには毎日掃除をするよう
言ってください」

自分が出ていった後も、
自分が使っていた部屋が汚されるのが嫌だという。

(だったら、そのまま自分で使えばいいのに…)

そして、バンリはストップウォッチを止めた。

「67秒31……。
予定のプレゼン時間をオーバーです」

「もっと要点を絞って発言する必要がありますね」

「それでは部屋の件はお願いします。
お時間を取って頂きありがとうございました」

 

理系の極み3

バンリが分厚い書類を抱えてやってきた。

「隊長。50秒ほどお時間を頂戴します」

また、ストップウォッチを持ってきて
スタートさせた。

彼女は、ミメシスの行動パターンを類推して
次の出現ポイントを割り出したとのこと。

しかも、これまでの戦闘を詳細に解析し
攻撃力や移動力などもデータ化しているという。

「詳細はこちらの書類にすべて記載していますので
時間のある時にでも目を通しておいてください」

隊長「全部読むのか?」

「総ページ数600ページに及ぶ力作です。
何度も徹夜をして書き上げました」

「次回の作戦計画でこのレポートを参考にして頂ければ幸いです」

バンリはストップウォッチを止める。

「49秒36。よしっ。
今度は予定通りにプレゼンが終わりました」

バンリは満足そうにうなづくと、
書類を隊長に押し付けて去った。

その後、ミメシスとの戦闘があった。

バンリはかろうじて撃退したが、
顔色はさえない。

その理由は明らかだった。

「隊長……申し訳ありません。
今回はミメシスに完全に裏をかかれました」

実は、ミメシスはこちら側に奇襲攻撃を仕掛けてきて、
部隊全体が危険にさらされたのだった。

ミメシスの習性を見極めたと誤解したと
自身の浅はかさを、バンリは嘆いた。

レポートは何の役にも立たなかったと…。

「世の中割り切れないことばかりですね。
まだまだ勉強が足りません」

いかなる処罰も受ける覚悟だと言うバンリに対し、
隊長はこう言った。

「うまくいかない時もある」

慰められたことにバンリは驚いた。

バンリの母は厳しい人で、
テストで満点を取らないと厳しく叱られ、
とても怖かったという。

「母とは全然違う。
隊長……なんて優しい方……」

(いや、普通だと思うが……)

バンリは感動したのか、隊長に握手を求めてきた。
他人と握手をするのは初めてだという。

(どんだけ、潔癖なんだよww)

「隊長の手ってあったかいんですね。
こんなぬくもり、知らなかった」

バンリは、なかなか手を離さなかった。

そして、気づいたように手を離し、
13秒も握手していたことを恥じていた。

(ちゃんと秒を数えているところがすごいな…)

「そ、それでは失礼します。
レポートはすぐに修正しますから!」

顔を真っ赤にしながら
バンリは走り去っていった。

夕焼けも赤かった。

 

 


関連項目

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