【旧装甲娘】アイカワ レミ

【注意!】旧装甲娘時代の情報です。

現在の装甲娘の登場人物とは設定等が異なっている可能性があります。


アイカワ レミは、装甲娘に登場するキャラクターのひとり。

LBXはAX-00

CV(キャラクターボイス)は声優の中村桜さんが担当。

服飾系のプレゼントをすると、
信頼度が他のプレゼントよりも少しだけ多く増加する。

ゲーム中のプロフィールでは、

明るい性格で容姿端麗だが負けず嫌い。
文武両道だった兄を慕っているため
他の男性に対する評価は自然と辛口になってしまう。

「兄さんと比べると65点ってとこね」

と記載されている。

一人称は「わたし」。

文字で表記しないと「私」と区別がつかない。

男性を見ると、どうしても兄と比較してしまうらしい。

◆セリフ集

「あれ?呼んだ?」マイページ移動時

「何か用ぉ?」クリック時

「なんか…兄さんみたい…」クリック時(♥3以上)

「兄さんと比べると65点ってとこね」プロフィール音声

「くらえっ!!」必殺ファンクション発動時

「出発するよーっ!」チームリーダーで戦闘開始

「100点の出来だねっ!」チームリーダーで戦闘勝利時

◆事前紹介

Twitter公式アカウント【DMM】装甲娘における
キャラクター紹介では、

明るく、すこし勝気なところがある少女。 文武両道に秀でた兄がいた為、世の男性を兄と比べてしまう。

(Twitter公式アカウント【DMM】装甲娘より引用)

と紹介されている。

◆キャラシナリオ概要(ネタばれ注意)

アイカワ レミのプライベートなストーリーについて記載。

隊長以外の第三者目線で記載しているので、
実際のキャラシナリオとは表記が大分異なっています。
(内容はほぼ同じです。)

 

出会い

隊長が臨海エリアを偵察していた時だった。

隊長をジロジロ見てくる女の子がいる。

どうや、隊長に聞きたいことがあるらしい。

「このあたりですごく優秀な人が
指揮を執っているらしいんだけど知らない?」

「噂では、ちょうどあなたくらいの年齢なんだけど」

「名前は……なんて言ったっけ。
とにかく敵をばったばったとなぎ倒していく
凄腕がいるらしいのよ」

彼女はどうやら、隊長に用があるらしい。

「有名になったものだなあ」

彼女は、隊長がお目当ての人物であったことを知り、
笑顔で喜んだ。

「自己紹介が遅れたわね。
わたしはアイカワ レミ」

「ミメシスと戦っている人たちがいるって聞いて
あなたのことを探していたのよ」

「あなたがすごいって噂は
いろいろ聞いてるけど、
本当のところはどうなのかしら」

「よくいるじゃない?
格好ばっかりで見かけ倒しな人。
少なくともわたしよりは優秀なんでしょうね」

(めんどうくさそうな女だな・・・)

「わたし?わたしは優秀よ」

(自分でそう言ってる奴ほど実力は大したことはないが・・・)

「それじゃ、これからはあなたについていくから。
よろしくね」

レミは隊長に元気に挨拶したが、
隊長をジッと見つめ続けるのは何故に??

 


兄と隊長1

レミ「うーん。難しいな。
この公式ってどう当てはめるんだっけ?」

レミが数学の参考書とにらめっこしている。

隊長は気になったので声をかけた。

レミ「なんだ、隊長か。
今、数学の勉強中なの」

「並行世界に来たからって
日々の勉強は必要だもんね」

「でも、この方程式どうやって解いていいのかわからなくて。
隊長ならこれくらい楽勝よね」

隊長「さて、どうかな?」

レミ「わっ、すごい。とってもわかりやすいよ。
あんなに難しく思えた公式が
すらすらと頭に入ってくるなんて……」

「意外。隊長って勉強を教えるのがうまいんだね」

「とりあえず、文武両道の『文』だけは
認めてあげてもいいわ」

「それにしても勉強の教え方といい、
参考書を読んでいる時の横顔といい、
ちょっと兄さんに似てるかも……」

レミは嬉しそうに微笑んだ。

隊長「レミの兄はどんな人?」

レミ「それは……………………」

それまで楽しそうだったレミは
急に口を閉ざしてしまった。

レミ「……今日はもうやーめた。
勉強、教えてくれてありがとね」

レミは無言で去っていった。

隊長は、何かまずいことを言ったのだろうか……。

 


兄と隊長2

パトロールの最中、
道の向こうからレミが歩いてきた。

レミ「あ、隊長だ……」

レミは木の陰に隠れ、
じっと隊長の様子を窺っている。

レミ「じぃーーーーー……」

「じいいいいいいい……」

隊長「なにか用か?」

レミ「あ、気づかれた!やばっ!」

慌てて逃げようとしたところを
隊長は引き留めた。

隊長「どうして隠れているんだ?」

レミ「隠れてなんかいないわよ!
隊長に用があって話しかけようとしてた
ところなんだから!」

「ほ、本当だってば!
用っていうのは……えーと……どうしよ……」

レミは首をひねって考えている。
必死に取り繕おうとしているのがバレバレだ。

レミ「……そ、そうだ!
剣術の仕合をしようと思ったのよ」

「隊長って名乗っているくらいなんだから
さぞかし腕が立つんでしょうね」

「こないだは勉強を教えてもらったけど、
今度は『武』の方の実力を確かめさせてもらうわ」

「ちなみに剣術でわたしに勝ったのは
たったひとりだけよ。
いざ、尋常に勝負!」

止める間もなくレミは
手にした竹刀を打ち込んできた。

レミ「そりゃーーーーっ!」

隊長はレミの渾身の一撃を、
体をひねってかわす。

手刀でレミの手首を払うと
レミは竹刀を取り落とした。

レミ「くっ……!
まいりました……」

隊長「ケガはないか?」

レミ「……はぁ……はぁ……。
わたしにあっさり勝つなんて……
結構鍛えてたつもりだったんだけどね」

レミ「やっぱり隊長は兄さんにそっくりだわ。
頭もいいし、剣の腕も優れているし」

「それに、ふとした表情も似てる気がする」

隊長「…レミの兄とは、どんな人なんだ?」

レミ「兄は、わたしのあこがれの人だったの。
かっこよくて、なんでもできて
いつでもわたしを助けてくれた」

「わたしのお願いならどんなわがままだって聞いてくれたわ。
春の日だまりのように優しくて、冬の木立みたいに強い人だった」

「……死んじゃったけどね。
子供の頃に」

「あれ?なんでわたしこんなこと話してるんだろ?
今まで誰にも話したことなかったのに……」

「そ、そうだ。用事があるんだった。
もう行かないと。じゃね」

どうやらレミは
亡くした兄の面影を隊長に重ねているようだ。

 


兄と隊長3

レミが基地の裏手で素振りをしている。

竹刀が振られるたびにキラキラと汗が舞うが、
本人は気にもとめていないようだ。

レミ「497、498、499……500!」

「ふぅ……素振り500回終了。
これで今日のノルマは達成……と」

隊長「頑張ってるな」

レミ「あ、隊長。見ていてくれたの?」

「これくらいどうってことないって。
兄さんなんか、わたしの倍は素振りしてたし」

「だから兄さんと比べたら
わたしなんて50点だよ」

「そうだ。隊長も素振りしない?
わたしに手本を見せてほしいな」

レミに頼まれたが、
仕事があるので遠慮しておこう。

レミ「えー、そんなぁ。
兄さんだったらわたしの頼みはなんだって聞いてくれたのに……」

「ね。お願い。いいでしょ?」

隊長「しょうがないな。」

どうしてもとせがまれ、
隊長はちょっとだけ手本を見せた。

レミ「さっすが兄さん……じゃなかった、隊長」

「ごめん。言い方とか、すっごく兄さんと似てるから
つい間違えちゃったよ」

「わたしも隊長を見習ってもっと練習する。
負けないくらい頑張るから」

レミは隊長を慕っている。

しかしそれは、隊長としてなのか、兄としてなのか……

 

 


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