春分の日は日本の祝日で、毎年3月の20日~21日の間のいずれかの日になります。
2025年は3月20日(木)になります。
ちなみに、春分の日はハッピーマンデー制度の影響を受けません。
(こよみの関係で月曜日になることはあります。)
今回は、春分の日について、少しだけ薀蓄(うんちく)を語りたいと思います。(笑)
皆様の参考になれば幸いです。
■春分の日の意味
春分の日の意味を簡単に言うと、
自然と生物を讃えて愛する日
です。
春は、様々な植物が芽を出し、大小問わず、生物が活動を開始する時期。
つまり、“はじまりの季節”というワケです。
春分の日は、そんな、生命溢れる素晴らしい時期を讃える日と考えれば、少しはわかりやすいんじゃないかなと思います。
春分の日くらいは、自然豊かな公園にでも出かけて、休日を満喫するのもいいと思いますよ?
■春分の日を英語で言うと?
春分の日を英語で言うと、
Spring Equinox Day
または
Vernal Equinox Day
となります。
どちらでも意味は同じです。
equinoxの意味は少々難しく、昼夜平分時という意味です。
昼夜平分時と聞いても、いまいちピンとこないですよね?
なので、もっとわかりやすく言うと、昼と夜の時間が同じになるということです。
ということは、Spring Equinox は、昼と夜の時間が同じになる春の日という意味になります。
なるほど納得ですね♪
■春分の日が祝日なのは日本だけ?
春分の日自体は、世界共通で使われていますが、春分の日を祝日扱いにしている国は日本だけなのか?
結論から言うと、イラン暦(ペルシャ暦)を使う国々(イランを中心としたペルシャ語圏※の国々)では、春分の日を祝日扱いにしているそうです。
(※イラン、タジキスタン、アフガニスタン及びウズベキスタン、ロシア、コーカサス地方、バーレーン、イラクの一部)
理由は、イラン暦(ペルシャ暦)では、春分の日を正月としているからです。
その正月の名前は「ノウルーズ」と呼ばれています。
ノウルーズは、現在から3,000年以上も遡る古代ペルシャが起源となっていて、かつての古代ペルシャ文化圏にあった、中東から中央アジアの広い地域の国々で春分を祝っているようです。
2010年の国連総会でも「ノウルーズ国際デー」が承認されているそうです。
ソース↓
■西暦別 春分の日
西暦2000年以降の春分の日を年別に2100年まで記載しました。
参考までにどうぞ。
赤太字の年は、春分の日が日曜日で翌日月曜日が振替休日となり三連休♪
青太字の年は、春分の日が月曜日で土日含めて三連休♪
紫太字の年は、春分の日が金曜日で土日含めて三連休♪
2000年 3月20日
2001年 3月20日
2002年 3月21日
2003年 3月21日
2004年 3月20日
2005年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2006年 3月21日
2007年 3月21日
2008年 3月20日
2009年 3月20日
2010年 3月21日(22日(月)は振替休日)
2011年 3月21日
2012年 3月20日
2013年 3月20日
2014年 3月21日
2015年 3月21日
2016年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2017年 3月20日
2018年 3月21日
2019年 3月21日
2020年 3月20日
2021年 3月20日
2022年 3月21日
2023年 3月21日
2024年 3月20日
2025年 3月20日
2026年 3月20日
2027年 3月21日(22日(月)は振替休日)
2028年 3月20日
2029年 3月20日
2030年 3月20日
2031年 3月21日
2032年 3月20日
2033年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2034年 3月20日
2035年 3月21日
2036年 3月20日
2037年 3月20日
2038年 3月20日
2039年 3月21日
2040年 3月20日
2041年 3月20日
2042年 3月20日
2043年 3月21日
2044年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2045年 3月20日
2046年 3月20日
2047年 3月21日
2048年 3月20日
2049年 3月20日
2050年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2051年 3月21日
2052年 3月20日
2053年 3月20日
2054年 3月20日
2055年 3月21日(22日(月)は振替休日)
2056年 3月20日
2057年 3月20日
2058年 3月20日
2059年 3月20日
2060年 3月20日
2061年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2062年 3月20日
2063年 3月20日
2064年 3月20日
2065年 3月20日
2066年 3月20日
2067年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2068年 3月20日
2069年 3月20日
2070年 3月20日
2071年 3月20日
2072年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2073年 3月20日
2074年 3月20日
2075年 3月20日
2076年 3月20日
2077年 3月20日
2078年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2079年 3月20日
2080年 3月20日
2081年 3月20日
2082年 3月20日
2083年 3月20日
2084年 3月20日
2085年 3月20日
2086年 3月20日
2087年 3月20日
2088年 3月20日
2089年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2090年 3月20日
2091年 3月20日
2092年 3月19日
2093年 3月20日
2094年 3月20日
2095年 3月20日(21日(月)は振替休日)
2096年 3月19日
2097年 3月20日
2098年 3月20日
2099年 3月20日
2100年 3月20日
こんなところですね。
2092年から、春分の日が3月19日になる年が出てきていますね。
まあ、それはずっと先。
何十年も未来の話です。(笑)
この記事を書いた現代に生きてる人には、多分迎えることができないと思います。
ちなみに、春分の日の日付を計算で出すことが可能です。
いちいち、ネット上の未来のカレンダーを見る必要はありません。
次の項目に計算式を載せておきました。
計算式を使えば、エクセルなどの表計算ソフトで算出できます。
興味がわいたら、是非試してみてください。
■春分の日の計算式
1980年~2099年の場合
=int(20.8431+0.242194*(year-1980))-int((year-1980)/4)
2100~2150年の場合
=int(21.8510+0.242194*(year-1980))-int((year-1980)/4)
です。
コピペして使ってください。
yearには、求めたい西暦を入力します。
例えば2050年の春分の日を求めたい場合は、
=int(20.8431+0.242194*(2050-1980))-int((2050-1980)/4)
と入力すればいいワケです。
表計算ソフトに入力する際は、intの前に = が入力されていることを確認してくださいね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目
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