ウクライナ問題のとてもわかりやすく簡単な解説まとめ

ロシア情勢について真っ先に
思い浮かぶことと言えば、
やはりウクライナ問題

しかし、マスコミの報道記事などでは、
なにやら難しい専門用語が並んで
飛び交うばかり。

よって、全体像がつかめず、
こんな風に思う人も多いと思います。

そもそも、ウクライナ問題って何よ?

それをちゃんと説明しようとすると、
ロシアの歴史をさかのぼらなくてはならず、
とてもとても長くて専門的な内容になってしまい、
結局わけがわからなくって

「やっぱ、どうでもいいや」

ってことになってしまうかもしれません…。

そこで、私が専門用語極力を省いて、
とても簡単に解説してみました。

皆様の参考になれば幸いです。

 


■ウクライナ問題の大まかな流れ

こんな感じになります。
↓↓↓

ウクライナは東西の2つに分かれていて、
東側はロシア人でいっぱい。

西側は、昔からのウクライナ人+ヨーロッパ人でいっぱい。

ロシアは、ウクライナに「仲良くしよう」と誘った。

東側にはロシア人がたくさんいるので、
ロシアと仲良くしたい。

けど、西側の住民はEU(欧州連合)から、仲良くしたいからEUに入れと誘われていた。
USA(アメリカ合衆国)の後押しもあった。

ウクライナ政府は、ロシアとEU+アメリカ、どちらの誘いを受けるべきか迷い、とても困ってしまい、選挙で決めることにした。

選挙によってウクライナの大統領が選ばれ、その大統領の方針でロシアと仲良くすることに決まったが、西側の住民が選挙結果に大反対!

反対している人たちの中には、武器を使ってテロなどを起こそうとする過激な人たちがいて、その人たちにEUやアメリカがお金を渡して応援した。

それによって、クーデター(武力政変)が起こってしまい、新しいウクライナ大統領は逃亡。

ウクライナでの新政権は崩壊してしまった。

東側のウクライナ住民は、そんな状態がイヤになってもうウクライナから独立したがっている。

そこに、ロシアのプーチン大統領が、ウクライナを色んな意味で見張るという名目で、ウクライナの重要拠点クリミア半島を掌握した。
(ヨーロッパや中東と繋がる黒海の重要拠点)

これによって、ウクライナは今すぐ内戦になってもおかしくない一触即発の危険な状態に。

これを知ったEUやアメリカは、

ロシアの軍事介入じゃないか!」
この機会にウクライナを乗っ取る気やで!

と非難。

でも、プーチン大統領は、

いや、軍事介入なんてしないよ

と、軍事介入を否定したが、

「でも、ウクライナで争いが起きたら
平和のために戦う
」(キリッ)

とも言っているワケだ。

この発言に対し、EUとアメリカは激怒!

そして、経済封鎖(貿易中止)や資産凍結(銀行口座の差し押さえ)など、さまざまな方法でロシアに対して経済的制裁を加えようと、EUとアメリカは躍起になりました。

そして、そんな中、ついにクリミア半島は自治共和国として、2014年3月11にウクライナから独立しました。

クリミア自治共和国の首相はアクショノフ氏。

親ロシア派の人です。

さらに、その5日後の3月16日には、
早くも住民投票が行われました。

何のための住民投票かというと、

クリミアがロシアに入ってもいい人~?

という内容。

アクショノフ首相はロシア系人なので、
大国ロシアの後ろ盾が欲しいのです。

しかも、クリミア住民の6割強がロシア系住民なので、
住民投票によってロシア編入が可決するのは
目に見えています。

つまり、住民投票は出来レース

それに対して怒ったのはEUとアメリカ。
(日本もそれに便乗)

公平じゃない、不当な投票だ!
違法やないか!

と声をあげました。

しかし、住民投票の結果は
9割賛成でロシア編入が決まりました

その結果に黙っていなかったのが、EUとアメリカの後ろ盾を受けているウクライナ政府。

なぜかというと、
住民投票の際に、ロシア系の自警団とクリミアに駐留しているロシア軍が、EU派のウクライナ系住民の投票を邪魔していたから。

具体的には、投票場に行かせなかったり、投票に必要な身分証明書を奪ったり破いたりしていたのです。

ロシア軍側は、

そんなことしてないよ

と、完全否定しましたが、ウクライナ系住民を含め、ウクライナ政府、ウクライナ系自警団、EU、アメリカ、日本は信じませんでした。

そんな中、翌日3月17日には、
クリミア自治共和国は、クリミア共和国としてウクライナから完全独立

クリミアは、ロシア連邦の一国として、ロシア編入をプーチン大統領と条約を結んで約束したのです。

そして、EU、アメリカ、日本はロシアに対して経済制裁などを実施しました。

ロシアも仕返しに経済制裁をしてきました。

クリミアの独立とロシア編入の決定で、ウクライナ政府、ウクライナ自警団と親ロシア派武装勢力がついに衝突!

ウクライナで武力闘争が始まったのです。

その無益な争いに、
多くのウクライナ住民が巻き込まれました。

紛争は、2014年中から2015年の2月初頭まで、ずっと続いていました。

その争いを解決するために、ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランス4国の首脳会議行われて、ウクライナ政府軍と親ロシア派武装勢力の間に、停戦協定が結ばれました。

2015年2月15日、
ようやく停戦協定が施行されたのです。

しかし、どちらも仲良しになったわけじゃなく、とりあえずケンカを止めている状態

まだウクライナ各地では
ピリピリしています。

特に、ウクライナ南東部にあるドネツク州の都市デバルツェボは、鉄道が交錯する交通の重要拠点なので、親ロシア派、ウクライナ政府軍共々、デバルツェボを狙っていて、完全には停戦になってないようです。

 

とりあえず、こんなところでしょうか。

今後、事態の進展に気付き次第、
情勢を追記していきますね。

 

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■対立の構造

実は、ウクライナ問題は
ウクライナ国内だけの問題ではなく、

ロシアvs EU+アメリカ

の対立の構造になってるのです。

ウクライナと言う国を舞台に、東西の大国があれやこれやと間接的に争っているワケですね。^^;

この対立の構造は、
朝鮮戦争の構造と似ています。

朝鮮戦争とは、1950年に起こった北朝鮮と韓国との戦争。

3年以上も続いたこの戦争では、北朝鮮には中国とソ連が味方し、韓国側にはアメリカとイギリスが味方した。

いずれも、東西の大国が後押したわけです。

両者の戦いは膠着状態になり終結。
その結果、現在の軍事境界線を境に、今もにらみ合っています。

ウクライナもそんな風に
ならなければ良いのですけどね…。

戦争は愚かな行為です。

もう少し仲良くできないんでしょうかね。

あなたも、そう思いませんか?

では、今回はこの辺で。

 

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