天皇誕生日【祝日】令和・平成・昭和・大正 歴代天皇誕生日

令和の天皇誕生日は2月23日

令和の天皇誕生日は毎年2月23日です。

今上(徳仁)天皇↓

先代の天皇は生前退位されたため、現在は上皇となられました。

上皇明仁↓

平成では、クリスマス前にポツリとあった祝日でしたが、令和になってからは天皇誕生日が2月23日になったので、バレンタインの後に来る祝日になりました。

本当にありがたいですよね♪

今回は、そんな天皇誕生日についてチェックしてみました。

皆様の参考になれば幸いです。

 

■どの天皇から誕生日が祝日扱い?

はてな-?-疑問-女

天皇誕生日は、ずっと昔から祝日だったワケではありません。

天皇誕生日が祝日になったのは、実は近代に入ってからなのです。

正確には、明治天皇の時代、
明治元年9月22日(旧暦)からです。

よって、祝日になる天皇誕生日は、
以下の5代になります。

  • 明治天皇 11月3日※1
  • 大正天皇 8月31日※2
  • 昭和天皇 4月29日※3
  • 明仁天皇(現・上皇)
    12月23日(平成)
  • 今生(徳仁)天皇
    2月23日(令和)

※1
太陽暦が1873年から採用されたため、それ以降の明治天皇の誕生日は新暦の11月3日に変更。

※2
8月31日は猛暑の時期なので、暑さが落ち着いた10月31日に天長節(天皇誕生日を祝う式典)が行われていた。

故に、大正時代は8月31日と10月31日の両方が休日になっていた。

※3
昭和天皇崩御後に、みどりの日に改名。
2007年に昭和の日に改名。
みどりの日は5月4日として新たに制定された。

こんなところですね。

みどりの日が改名されたり、別の日に移動になったりと、ややこしいことがあったんですね。

ちなみに、天皇誕生日が休日扱いになったのは、1949年(昭和24年)以降

それまでは、祝日ではあっても休みの日ではなかったのです。

休日が一日増えたことは、
今更ながら喜ばしいことでありますね♪

さて、ここまで書いたら、
明治天皇以前の天皇の誕生日も知りたくありませんか?

次の項目に記載しておきますので
参考までにどうぞ♪

 

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■歴代天皇の誕生日

初代から降順。

※誕生日が不明な天皇の分は記載していません。

 

初代 神武天皇(じんむてんのう)
庚午年1月1日(紀元前651年前後)

11代 垂仁天皇(すいにんてんのう)
1月1日

15代 応神天皇(おうじんてんのう)
12月14日

49代 光仁天皇(こうにんてんのう)
709年11月18日

51代 平城天皇(へいぜいてんのう)
774年9月25日

52代 嵯峨天皇(さがてんのう)
786年10月3日

56代 清和天皇(せいわてんのう)
850年5月10日

57代 陽成天皇(ようぜいてんのう)
869年1月2日

59代 宇多天皇(うだてんのう)
867年6月10日

60代 醍醐天皇(だいごてんのう)
885年2月6日

61代 朱雀天皇(すざくてんのう)
923年9月7日

62代 村上天皇(むらかみてんのう)
926年7月14日

63代 冷泉天皇(れいぜいてんのう)
950年6月12日

64代 円融天皇(えんゆうてんのう)
959年4月12日

65代 花山天皇(かざんてんのう)
968年11月29日

66代 一条天皇(いちじょうてんのう)
980年7月15日

67代 三条天皇(さんじょうてんのう)
976年2月5日

68代 後一条天皇(ごいちじょうてんのう)
1008年10月12日

69代 後朱雀天皇(ごすざくてんのう)
1009年12月14日

70代 後冷泉天皇(ごれいぜいてんのう)
1025年8月28日

71代 後三条天皇(ごさんじょうてんのう)
1034年9月3日

72代 白河天皇(しらかわてんのう)
1053年7月7日

73代 堀河天皇(ほりかわてんのう)
1079年8月8日

74代 鳥羽天皇(とばてんのう)
1103年2月24日

75代 崇徳天皇(すとくてんのう)
1119年7月7日

76代 近衛天皇(このえてんのう)
1139年6月16日

77代 後白河天皇(ごしらかわてんのう)
1127年10月18日

78代 二条天皇(にじょうてんのう)
1143年7月31日

79代 六条天皇(ろくじょうてんのう)
1164年12月28日

80代 高倉天皇(たかくらてんのう)
1161年9月23日

81代 安徳天皇(あんとくてんのう)
1178年12月22日

82代 後鳥羽天皇(ごとばてんのう)
1180年8月6日

83代 土御門天皇(つちみかどてんのう)
1196年1月3日

84代 順徳天皇(じゅんとくてんのう)
1197年10月22日

85代 仲恭天皇(ちゅうきょうてんのう)
1218年10月30日

86代 後堀河天皇(ごほりかわてんのう)
1212年3月22日

87代 四条天皇(しじょうてんのう)
1231年3月17日

88代 後嵯峨天皇(ごさがてんのう)
1220年2月26日

89代 後深草天皇(ごふかくさてんのう)
1243年6月28日

90代 亀山天皇(かめやまてんのう)
1249年7月9日

91代 後宇多天皇(ごうだてんのう)
1267年12月17日

92代 伏見天皇(ふしみてんのう)
1265年5月10日

93代 後伏見天皇(ごふしみてんのう)
1288年4月5日

94代 後二条天皇(ごにじょうてんのう)
1285年3月9日

95代 花園天皇(はなぞのてんのう)
1297年8月14日

96代 後醍醐天皇(ごだいごてんのう)
1288年11月26日

北朝1代 光厳天皇(こうごんてんのう)
1313年8月1日

北朝2代 光明天皇(こうみょうてんのう)
1322年1月11日

北朝3代 崇光天皇(すこうてんのう)
1334年5月25日

北朝4代 後光厳天皇(ごこうごんてんのう)
1338年3月23日

北朝5代 後円融天皇(ごえんゆうてんのう)
1359年1月11日

100代(北朝6代) 後小松天皇(ごこまつてんのう)
1377年8月1日

101代 称光天皇(しょうこうてんのう)
1401年5月12日

102代 後花園天皇(ごはなぞのてんのう)
1419年7月10日

103代 後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)
1442年7月3日

104代 後柏原天皇(ごかしわばらてんのう)
1464年11月19日

105代 後奈良天皇(ごならてんのう)
1497年1月26日

106代 正親町天皇(おおぎまちてんのう)
1517年6月18日

107代 後陽成天皇(ごようぜいてんのう)
1571年12月31日

108代 後水尾天皇(ごみずのおてんのう)
1596年6月29日

109代 明正天皇(めいしょうてんのう)
1624年1月9日

110代 後光明天皇(ごこうみょうてんのう)
1633年4月20日

111代 後西天皇(ごさいてんのう)
1638年1月1日

112代 霊元天皇(れいげんてんのう)
1654年7月9日

113代 東山天皇(ひがしやまてんのう)
1675年10月21日

114代 中御門天皇(なかみかどてんのう)
1702年1月14日

115代 桜町天皇(さくらまちてんのう)
1720年2月8日

116代 桃園天皇(ももぞのてんのう)
1741年4月14日

117代 後桜町天皇(ごさくらまち)
1740年9月23日

118代 後桃園天皇(ごももぞのてんのう)
1758年8月5日

119代 光格天皇(こうかくてんのう)
1771年9月23日

120代 仁孝天皇(にんこうてんのう)
1800年3月16日

121代 孝明天皇(こうめいてんのう)
1831年7月11日

 

こんなところですね。

これ以降の天皇は、前述の明治天皇、大正天皇、昭和天皇、平成天皇(上皇)、今生(令和)天皇となります。

ちなみに、令和天皇で126代目

紀元前から脈々と続くのが天皇家の血筋なんですね。

日本の歴史とともに歩んできたのが天皇という存在なのです。

そういう意味でも、畏敬の念をもって、天皇誕生日を祝うべきですね。

 

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■次世代の天皇誕生日

次の天皇になられる方は、
現時点では3人の候補者がおられます。

  1. 秋篠宮文仁親王
    (あきしのみやふみひとしんのう)
  2. 悠仁親王
    (ひさひとしんのう)
  3. 常陸宮正仁親王
    (ひたちのみやまさひとしんのう)

第一候補の今生天皇の弟の秋篠宮文仁さまの誕生日は11月30日

第二候補の悠仁さまの誕生日は9月6日

第三候補の常陸宮正仁さまの誕生日は11月28日

いずれにせよ、大型連休を作れるようなことにはなりませんね。(苦笑)

個人的な見解になりますが、恐らく、年齢的な理由で、第三候補の常陸宮正仁さまは天皇に即位されることはないでしょう。

また、令和が何年続くかわかりませんが、今生天皇が退位される頃には、第一候補の秋篠宮文仁さまもかなりのご高齢になられていると思われます。

なので、おそらく、次の天皇になられるのは悠仁さまでしょうね。

その頃には、悠仁さまは成人し、立派になられていることでしょうし。

なにはともあれ、今の天皇誕生日は祝日で休みになることは事実。

有り難い話じゃありませんか♪(=´▽`=)

それに、天皇誕生日が金曜日になった場合、土日がお休みな人たちは三連休になりますので、これまた有り難いことですよね。

天皇誕生日は、天皇のご健在を心の中で祝いながら、ゆっくりと休日を過ごそうではありませんか。

 

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■天皇誕生日以外の日本の2月23日

税理士記念日
富士山の日
ふろしきの日

税理士記念日とは、日本税理士会連合会が1969年に制定した日。

“1942年2月23日に「税務代理士法」が制定されたことを記念した日”

だそうです。
(※現・税理士法の前身の法律)

富士山の日とは、山梨県河口湖町と静岡県が制定した日。
2(ふ)月 2(じ)3(さん)日 の語呂合わせです。

山梨県と静岡県は別々に制定したそうで、山梨県が2001年、静岡県が2009年に、それぞれ制定しています。

特に静岡県は、富士山の日を条例で制定するという力の入れ様で、「富士山は静岡のもの」というアピールをしている模様です。
(実際には神様のものだそうですが。)

ちなみに、富士山の日の原点は、筑波大学付属高校のパソコン通信「NIFTY-Serve」内のフォーラム「山の展望と地図のフォーラム(FYAMAP)」だそうです。

このフォーラムで制定された富士山の日を真似たのが山梨県河口湖町で、さらに条例化してまで真似たのが静岡県ということになります。

ふろしきの日は、京都ふろしき会が制定した日。
「つ(2)つ(2)み(3)」の語呂合せ。
こちらは英語と日本語の語呂合わせですね。

 

では、今回はこの辺で。

 

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