勤労感謝の日は毎年11月23日です。
2024年は土曜日になります。
残念ながら、元々土日が休みな方は1日損することになります。
ちなみに、勤労感謝の日は文字通り勤労感謝の日にしか祝日にならないので、ハッピーマンデー制度の影響を受けません。
(こよみの上では月曜日になることはあります)
■勤労感謝の日の意味
勤労感謝の日の意味は、
働くことと働いてる人に感謝する日
です。
わかりやすく別の言い方をすると
『皆さん、お疲れ様♪』って感謝しあう日
ですね。(笑)
大事なのは“感謝する心”なワケです。
要するに、普段お世話になってる人に感謝すればいいんです。
そういう意味では、
まさしく“国民の祝日”ですね♪
■勤労感謝の日の由来
さて、勤労感謝の日の由来ですが、
実は、
- 新嘗祭(にいなめさい)
から来ています。
新嘗祭とは、天皇が行う日本古来の収穫祭のこと。
新嘗祭は、旧暦の11月の卯の日に行われていました。
しかし、1873年にグレゴリオ暦(太陽暦)が導入されて、旧暦が新暦に変わりました。
そのままの日にちだと、
新暦の1月に新嘗祭を行うことになってしまいます。
そこで、新暦の11月の卯の日に新嘗祭を行うことにしたのです。
1873年11月の卯の日は、丁度23日。
それが勤労感謝の日として定着し、今日まで続いているワケですね。
ちなみに、お祭りとしての新嘗祭は現在でも行われています。
2013年に、初めて映像で公開されました。
一般の方は見れないお祭りのようですね。
余談ですが、卯の日とは、十二支でいう4番目の日のこと。
十二支は子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。
卯は、その4番目だからです。
例えば、月始めの1日を子の日とすると、卯の日は4番目なので4日ということになります。
一か月は28~31日まであるので、十二支で日を数えると、2~3回、十二支の日がやってくることになります。
例えば、月の上旬に卯の日がやってくると、“上卯の日”なんて言い方をします。
同じように、中旬なら“中卯の日”、下旬なら“下卯の日”というワケですね。
上中下を前に付けることで、いつの十二支の日か特定できるようにしているのです。
ちなみに、月に2日しかない十二支の日は、2日目の方を中と下のどちらを付けて読んでも構いません。
中卯の日でも、下卯の日でも構わないのです。
例えば、ある月の12日と24日が卯の日の場合、12日を上卯の日、24日を中卯の日または下卯の日と呼びます。
月に3日ある場合でも呼び方は同じですが、日にちを3日分特定できるので、2日しかない時の中卯の日と下卯の日の意味が違ってくるのです。
■プレゼントあげるなら?
勤労感謝の日だからこそ、感謝の気持ちを込めて、何かプレゼントしたいところですね。
プレゼントする相手は、お父さん(夫)、お母さん(妻)になる人がほとんどだと思います。
しかし、いざプレゼントするとなると、何をプレゼントしたらいいのか?
でも、そんなに深く考える必要はありません。
前述しましたが、要は“気持ち”なんですよね。
だから、ほんのチョットのことでいいんです。
例えば、“1日肩たたき券をあげる”とか。
または、“一日だけ家事を全部やってあげる”とか。(笑)
ちょっと考えれば、いくらでもプレゼントすることが可能なんです。
“何かをしてあげる”
というのが、一番のプレゼントになると思います。
まあ、形のあるモノをプレゼントするのも良いと思いますが、その場合は、感謝の気持ちを書いたメッセージを添えて渡すといいと思います♪
それだけで、単なる“モノ”が、気持ちのこもったプレゼントに昇格するのです。
ちなみに、お母さんの日々の努力をねぎらってあげるなら…
一番のプレゼントはズバリ、
“外食に連れて行ってあげる”
です。
普段、あれこれ考えて、日々の食事を用意してくれているお母さん(妻)にとって、他の誰かが作ってくれる食事は、本当に嬉しくて美味しく感じるものです。
本当は、あなたが料理を作ってあげるのが一番のプレゼントになるんですが・・・
しかし、あなたが美味しい料理を作れるとは限りません。
そうなると、やっぱり外食に連れて行ってあげるのが一番ってワケですね。
■西暦別 勤労感謝の日の曜日
西暦2000年以降の勤労感謝の日の曜日を年別に2060年まで記載しました。
参考までにどうぞ。
赤太字の年は、勤労感謝の日が月曜日で土日と合わせると3連休の年。
青太字の年は、勤労感謝の日が日曜日で月曜日が振り替え休日になり、土日と合わせると3連休の年。
ピンク太字の年は、勤労感謝の日が金曜日で土日と合わせると3連休の年。
2000年 11月23日 木曜日
2001年 11月23日 金曜日
2002年 11月23日 土曜日
2003年 11月23日 日曜日
2004年 11月23日 火曜日
2005年 11月23日 水曜日
2006年 11月23日 木曜日
2007年 11月23日 金曜日
2008年 11月23日 日曜日
2009年 11月23日 月曜日
2010年 11月23日 火曜日
2011年 11月23日 水曜日
2012年 11月23日 金曜日
2013年 11月23日 土曜日
2014年 11月23日 日曜日
2015年 11月23日 月曜日
2016年 11月23日 水曜日
2017年 11月23日 木曜日
2018年 11月23日 金曜日
2019年 11月23日 土曜日
2020年 11月23日 月曜日
2021年 11月23日 火曜日
2022年 11月23日 水曜日
2023年 11月23日 木曜日
2024年 11月23日 土曜日
2025年 11月23日 日曜日
2026年 11月23日 月曜日
2027年 11月23日 火曜日
2028年 11月23日 木曜日
2029年 11月23日 金曜日
2030年 11月23日 土曜日
2031年 11月23日 日曜日
2032年 11月23日 火曜日
2033年 11月23日 水曜日
2034年 11月23日 木曜日
2035年 11月23日 金曜日
2036年 11月23日 日曜日
2037年 11月23日 月曜日
2038年 11月23日 火曜日
2039年 11月23日 水曜日
2040年 11月23日 金曜日
2041年 11月23日 土曜日
2042年 11月23日 日曜日
2043年 11月23日 月曜日
2044年 11月23日 水曜日
2045年 11月23日 木曜日
2046年 11月23日 金曜日
2047年 11月23日 土曜日
2048年 11月23日 月曜日
2049年 11月23日 火曜日
2050年 11月23日 水曜日
2051年 11月23日 木曜日
2052年 11月23日 土曜日
2053年 11月23日 日曜日
2054年 11月23日 月曜日
2055年 11月23日 火曜日
2056年 11月23日 木曜日
2057年 11月23日 金曜日
2058年 11月23日 土曜日
2059年 11月23日 日曜日
2060年 11月23日 火曜日
■勤労感謝の日以外の日本の記念日
小ねぎ記念日
珍味の日
ゲームの日
外食の日
牡蠣の日
小雪
珍味の日とは、
「い(1)い(1)つま(2)み(3)」の語呂合わせ。
確かにお酒のつまみは“珍味”ですよね。
外食の日は、いつも家事で忙しいママさんたちのために制定されたそうです。
これは勤労感謝の日のプレゼントとしては、つじつまが合っているんじゃないでしょうか。
ちなみに、小雪は二十四節気の一つで、「しょうせつ」と読みます。
決して芸能人の某女優さんの名前ではありません。(笑)
では、今回はこの辺で。
■関連項目