■女性ドライバーの日ってどんな日?
女性ドライバーの日とは、1917年(大正6年)9月27日に、日本女性で初の自動車運転免許証を取得した人が出た日です。
取得した人は、当時の栃木県在住の渡辺ハマさん(当時23歳)だそうです。
ということは、渡辺ハマさんは1894年(明治27年)生まれの方ということになります。
御存命の場合、この記事の執筆時点(2022年)で128歳ということになります。
存命中のギネス記録保持者を軽く超えていらっしゃるので、恐らく既に故人ですね。
↓当時の新聞記事(切り抜き画像)
画像引用元:朝日新聞 ことばマガジン「日本初の女性ドライバー?」より
これ以降、日本国内の女性ドライバーはどんどん増え、2018年の時点で、栃木県の女性ドライバーは約64万人に達していたそうです。
ちなみに、2021年(令和3年)末の日本国内の女性の自動車運転免許保有者数は、37,435,999人※だそうです。
(※出典:警察庁「運転免許統計」令和3年版)
あくまでも免許保持者の数なので、実際に運転できる女性ドライバーの数は不明です。
■提唱・制定者は?
女性ドライバーの日の提唱・制定者は不明です。
■日付の理由は?
日付の理由は、前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
女性ドライバーの日は、日本記念日協会に認定・登録されていません。
こんなところですね。
一昔前は、運転免許証は、ドライブするために取るというよりも、むしろ身分証明書として使用するために取得する人が多かったそうです。
実際に、教習所で知り合った女性の多くは、そんな感じでした。
しかしながら、現在は、パスポートやマイナンバーカードといった、社会的に認知度が高い身分証明書があるので、運転免許証を取得しなくても問題ないようになってきました。
貧困が増え、自動車を買えない若者が増えた今、若者の運転免許証の取得率はどうなっているのでしょうね?
まあ、いずれは、AI自動運転技術の向上と自動車サービスのサブスク化によって、スマホアプリで呼び出すだけで自動車が来てくれるようになり、個人で自動車を所有しなくなるのが当たり前になってくるかもしれません。
まあ、タクシーをサブスク化した方が早いかもしれませんけどね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目