干支(えと)十二支 2021年(令和3年)は丑(うし)年

2021年の干支は、丑(うし)年ですね。

記事タイトルにも書かれていますが、干支の“うし”は漢字で“丑”と書きます。

普通、“うし”は漢字で“牛”と書きますよね?
ではなぜ、

干支では“うし”を“丑”と書くのか?

そんなあなたの疑問に答えるため、
今回は、“うし”と“丑”に関する話をチェックしました。

皆様の参考になれば幸いです。

 

■干支で“うし”を“丑”と書くワケ

干支で“うし”を“丑”と書くのは、

12の方角2番目にあたる丑(うし)
覚えやすくするため(うし)の字を当てはめた

からです。

古代中国において、無学な庶民に干支十二支を覚えさせるのに、動物の名前を当てはめることは都合が良かったと言われています。

そういった理由から、12の方角や時刻を表す十二支に動物の名前の読みを当てはめて使うようになったというワケです。

ちなみに、が干支の2番目に来る理由は、鼠に出し抜かれたからです。

足が遅い牛は、何とかして一番にご神所(神様のいるところ)に着くために、夜明け前から出発しました。

しかし鼠は、姑息にも、その牛の背中にコッソリ乗って行きました。

で、牛は何とか一番でご神所に着いたものの、ご神所の門は閉じたままでした。

牛は門が開くのを待ちました。

で、ご神所の門が開いた時、鼠が牛を出し抜いて、一番最初に門をくぐったのです。

というワケで、干支十二支では、牛が二番ということになったのです。

実は、時間的には、猪が一番最初にご神所に到着していたのですが、猪突猛進の性格のせいで、ご神所を通り過ぎてしまっていたので、結局ビリになりました。(笑)

干支の牛のエピソードはこんなところですね。

しかし、まだ疑問がひとつ残ります。

そもそも、“2番目の方角”って何よ?

って、理由を知らない人は思いますよね?

理由を知らない人は、こちらの項目を要チェックです!(笑)

 

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■丑は、赤子の手の握りの象形文字

丑(うし)という漢字の語源は、生まれて間もない赤ちゃんの手から来ています。

赤ちゃんの手は、小さい指が可愛らしく折り曲がって、軽く握られていますよね?

その状態を象形文字として表したのが“丑”という漢字です。

音読みでは「チュウ」。訓読みは「ウシ」です。

そして、丑には「はじめ」「中国の道化役者」という意味があったそうです。

確かに、赤ちゃんは人のはじまりなので、赤ちゃんの握り手から来ている丑の字に「はじめ」という意味があるのは解ります。

また、丑の時刻は1時~3時なので、一日のはじめの方の時間帯と言うことができます。

でも、「中国の道化役者」という意味の方は、ちょっと理解しがたいですね。

ひょっとしたら、丑の字は、中国では“醜”の簡体字なので、そのあたりに中国の道化役者という意味との関係があるのかもしれませんね。

 

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■12の方角と名前について

そもそも昔の方角というのは、
古代中国から伝わったものでした。

その方角は全部で12あります。

太古の昔、中国では木星の運行によって方角を決めていました。

木星は、約12年で天球を一周します。

つまり、1年ごとに一つの方角を決めそれを12作ることによって一周分の方角を決めたのです。

で、それが日本に伝わったのです。

古代中国の習わしこそが、12の方角の由来というワケですね。

で、方角の名前は、

干支に登場する動物の名前12の方角に対して北から時計回りに順番に当てはめたもの

なのです。

詳しくはこちら

ちなみに、干支の方角を東西南北にあてはめると、


西

となりますが、厳密にはもっと広い方角をカバーしています。
(例えば、子は北北西~北北東くらいまで)

なお、丑の方角は大体北北東~北東の間くらいです。

 

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■干支と昔の時刻

さて、ここまで読んだら、ピーンと来た人も多いと思います♪

そう、昔の時刻です。

昔の時刻も干支十二支で書いていました。

当時は、1日24時間12の刻で表していたのです。

つまり、一刻ごとに2時間

ただし、0時から始まるのではなく、23時から始まります。

現代の時間と対応させると、以下のようになります。

=23時~1時
=1時~3時
=3時~5時
=5時~7時
=7時~9時
=9時~11時
=11時~13時
=13時~15時
=15時~17時
酉=17時~19時
戌=19時~21時
=21時~23時

こんなところですね。

例えば、時代小説や時代劇などに登場する言葉に、

「草木も眠る丑三つ時

というフレーズがあります。

この丑三つ時とは、

(午前1時~3時)の間を4分割した3つ目の時間帯

を指します。

具体的な時間は、午前2時~2時半です。

なるほど、確かに深夜ですね。

現代はともかく、人工的な照明が道路などに無い当時は、月が出ていない限り真っ暗な時間。

とても静かな時間帯ですね。

誰が言い出したか知りませんが、上手く表現したものです。

 

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■干支・方角・時刻対応表

干支と方角と時刻の対応表を作りました。

これさえ見れば一目瞭然ですね♪

干支・方角・時刻

ちょっと見えにくいですが、中の緑色の円の中に時刻が書いてあります。
(24時間表記)

干支の方角に関しては、指す範囲が少しアバウトです。

例えば、卯の方角は東ですが、東北東から東南東の間も含まれているのです。

まあ、方位磁針が無かった時代なので、

「大体、この方角」

という感覚だったのでしょうね。(笑)

では、今回はこの辺で。

 

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■関連項目

干支と西暦対応表

子(ね)年

申(さる)年

酉(とり)年

戌(いぬ)年

亥(い)年