同義の意味をわかりやすく言うと、
「(ほぼ)同じ意味」
です。
例えば、希望と願望。
これら二つの言葉は漢字の違いがありますが、意味はほぼ同じですよね。
つまり、希望と願望は
同義語ということになりますね。
じゃあ、同義語ってどのくらいあるのか?
…ものすごい数の同義語があると思います。(笑)
ですが、今回は同義語の中でも、特に一般的に使われるモノを一覧にリストアップしました。
参考までにどうぞ。
■同義語一覧
- 冷淡≒薄情
- 転居≒移転
- 親切≒厚意
- 筆記≒記述
- 傑作≒名作
- 順序≒次第
- 欠乏≒不足
- 活用≒利用
- 規定≒規則
- 責任≒責務
- 尽力≒献身
- 不意≒突然
- 好意≒親切
- 待望≒念願
- 疑問≒疑念
- 断続≒中断
- 督促≒催促
- 負債≒借金
- 落胆≒失望
- 実践≒実行
- 没頭≒専念
- 封建≒独裁
- 必然≒当然
- 瞬間≒瞬時
- 原料≒材料
- 形見≒遺品
- 経験≒体験
- 対等≒互角
- 了承≒許諾
- 準備≒用意
- 知己≒友人
- 永遠≒永久
- 便利≒重宝
- 願望≒希望
- 自然≒天然
- 帰省≒帰郷
- 秀才≒俊秀
- 損益≒損失
- 著名≒有名
- 宿命≒運命
- 不平≒不服
- 発達≒進歩
- 普遍≒一般
- 同意≒賛成
- 正確≒的確
- 手腕≒技量
- 意外≒案外
- 基本≒基礎
- 生涯≒一生
- 欠点≒短所
- 沈着≒冷静
- 基礎≒根底
- 貯蓄≒倹約
- 模範≒手本
- 綿密≒細心
- 関与≒介入
- 滋養≒栄養
こんなところですね。
=(イコール)にせず、
≒(ほぼ同じ)にしたのには理由があります。
なぜなら、これらの同義語が、
100%同じ意味を表すとは断言できない
からです。
例えば、手腕と技量。
二つとも言葉の意味はほとんど同じですが、言葉の使い方によっては、意味がかなり違ってきます。
例として、“手腕”に“外交”をつけて“外交手腕”という言葉の表現にします。
すると、手腕の意味が、“技量”や“腕の良さ”から“方法”や“やり方”という意味に変化します。
こうなると、
技量とは大分意味が違うと思いませんか?
このように、同義の言葉は、
使い方次第で意味が変わってしまうものがあります。
だから、私は≒(ほぼ同じ)という表現を使ったのです。
まあ、単語単体でそれぞれ見ると、
やっぱり意味はほぼ同じなのは事実。
同義の意味を、
=(イコール)ととるか、
≒(ほぼ同じ)ととるか、
解釈するのは、あなた次第です。
では、今回はこの辺で。
■関連項目