五節句(ごせっく)の起源(由来)

五節句(ごせっく)とは、

の5つの日のこと。

カレンダーなどで見かけることが
あるかもしれませんね。

人日や重陽の節句以外の3つの節句、

  • 3月3日の桃の節句
  • 5月5日の端午の節句
  • 7月7日の七夕

に関しては大変有名ですね。

実は五節句の内の1日だったんですね。

それぞれ、日本各地でお祭りやお祝い事が行われますので、
誰もが一度は聞いたり参加したりしたことがあると思います。

もちろん、これらの五節句にも起源(由来)がちゃんとあります。

次の項目で解説しますので、
ご覧ください。

 

◆五節句の起源(由来)

元々、五節句のそれぞれの日は、
中国の暦法と日本の農耕の風習がミックスされた
季節の節目の日でした。

それを、日本の宮廷が正式に受け継ぎ、
邪気を祓うイベント(宴会)の日として、
節句”と名づけました。

実は昔は、五節句以外にも節句という日自体が
かなり多かったのです。

そのため、節句の混同や混乱(間違い)も
当時の各地で見られた模様です。
(その間違いによって誕生した地方のお祭りの日もあるようですがw)

そして、時は流れて江戸時代に入ると、

  • 乱立する節句の混同を避ける
  • 公式なセレモニー的な日を作る

という理由から、
公式な節句の日を作ろうということになりました。

そんなワケで、
江戸幕府が上記の5つの節句
公式な行事の日と定めた
のです。

つまり、五節句が誕生したのは、
江戸時代からということになりますね。

江戸時代には、因習的な儀式や行事に対して、
様々な取り決めが行われました。

五節句も、それらの取り決めの中で
決まったことなんですね。

それが現代まで続いていると考えると、
とても感慨深いものを感じます。

さて、五節句それぞれの日の起源などの詳細は、
下記のリンク先のページを読んでみてください。

皆様の参考になれば幸いです。

 

■人日(じんじつ)の節句(1月7日)の起源(由来)

■桃の節句(3月3日)ひな祭りと雛人形の起源(由来)

■端午(たんご)の節句(5月5日)の起源(由来)

■七夕(たなばた)についてのお話をわかりやすく解説

■重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)の起源(由来)

 

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