■サウナの日ってどんな日?
サウナの日は、疲れている人たちにサウナで健康な生活を送ってもらうための日です。
サウナは、もともとはフィンランドの蒸し風呂の文化が世界に広がり、日本にやってきたものです。
サウナには、全身の血行促進と、交感神経および副交感神経への作用による精神安定効果が見込めます。
なので、サウナは毎日入る風呂というよりも、むしろ、休日または休日の前日に仕事を終えた後にリラクゼーションの一環として利用されることが多いそうです。
シャワーが広く普及している現在では、普段の入浴はシャワーで済まし、ストレスが溜まってきたら癒しを求めてサウナやスパに行くという感じで利用するんでしょうね。
ちなみに、サウナに関する記念日として「ととのえの日」(11月11日)があります。
また、同じような風呂の記念日に、「お風呂の日」(2月6日)、「よい風呂の日」(4月26日)、「露天風呂の日」(6月26日)、「パパフロの日」(8月26日)、「いい風呂の日」(11月26日)などもあります。
■提唱・制定者は?
サウナの日の制定者は、「日本サウナ・スパ協会」さんです。
サウナとスパに関係する調査研究と正しい知識の普及などを行っている公益社団法人さんです。
■日付の理由は?
日付が3月7日の理由は語呂合わせです。
3と7でサウナと読めるところから来ています。
(少し強引ですね(笑))
■日本記念日協会に登録されているの?
サウナの日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
登録年は、1984年(昭和59年)です。
■サウナに関するメモ
- サウナはフィンランド発祥。
- サウナは石器時代からあった。
- 日本初のサウナ※は1792年の北海道根室の海岸に造られた。
(※フィンランド式のサウナ。) - 日本で商売としてスチームサウナを初開業したのは東京温泉※。
(※1951年(昭和26年)の銀座で開業。創業者は許斐氏利(このみ うじとし)さん。) - サウナで多幸感を得る方法は、
「サウナ→水風呂→外気浴を繰り返す」ことで可能となる。 - サウナ後の多幸感を表す言葉として「ととのう※(整う)」が生まれた。
(※提唱者はサウナ愛好家の濡れ頭巾ちゃん。流行語大賞2021にノミネートされた。) - 「ととのう」は、発祥の地フィンランドに「TOTONOU」として紹介された。
- 「ととのう」から派生して「ととのえの日」というサウナ関連の記念日が制定された。
- サウナ後の多幸感の正体は、
「副交感神経が優位のリラックス状態でありながら、興奮状態で出るアドレナリン、ノルアドレナリン、エンドルフィンも共存している状態」
である。
こんなところですね。
私が昔入ったサウナは、ただ蒸し暑いだけの蒸し風呂で、リラックスも何もなく、普通に風呂に入った方がマシなんじゃないかと思えるほどでした。
しかし、現在のサウナは、研究と施設の改良・改善がしっかりとされていて、本当にリラクゼーションの一種として確立されています。
サウナは、身体を休めるというよりも、むしろ精神的な休息のために役に立つと思います。
疲れが抜けにくい人は、サウナに行ってみるのもいいかもしれませんよ?
では、今回はこの辺で。
■関連項目