■キスの日ってどんな日?
キスの日は、1946年(昭和21年)5月23日に、日本で初めてキスシーンが登場する映画「はたちの青春」(佐々木康監督)が封切りされたことにちなんだ日です。
実際には、1946年1月24日に公開された映画「ニコニコ大会 追ひつ追はれつ」(川島雄三監督)が日本初のキスシーンがある映画だったのですが、記念日が定着した後に判明したため、「はたちの青春」が最初ということになっています。
当時、日本ではキスは非常に刺激的な行為で一般的ではなく、それが映画の中で登場するということで、「はたちの青春」は大ヒットを記録したそうです。
ちなみに、映画の主演の大坂志郎氏と幾野道子女史は、キスの撮影の際、唇の間にガーゼをしていたそうです。
伴侶でない相手との直接のキスは、たとえ演技であっても憚られるものだったのですね。
■提唱・制定者は?
キスの日の制定者は不明です。
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
キスの日は、日本記念日協会に認定・登録されていません。
■キスの効果
キスには、以下のような効果があるそうです。
- 女性は男性の情報をゲットできる。
(男性の唾液に含まれるテストステロンで「どんな男か」を確認できる。) - 多幸感と興奮を同時に得られる。
(エンドルフィン、オキシトシン、セロトニン、ドーパミン、アドレナリンなどの脳内物質が同時に出るため。) - 寿命が長くなる。
(毎日キスする夫婦とそうでない夫婦では平均寿命が5年違うそうです。)
(ウィルフレッド・ローリエ大学のアーサー・サズボ博士 談)
こんなところですね。
現在の日本では、普通に路上でキスするカップルがいます。
欧米化の影響でしょうね。
それに、お国柄にもよりますが、キスが当たり前のように行われていて、日本とは意味の違うキスも多々あります。
恋人同士のキス、夫婦のキス、親子のキス、きょうだいのキス、あいさつ代わりのキスなど、日本とは比べ物にならない程、多様化しています。
誤解するといけないので、外国人の方は、日本人にキスするときは要注意ですね。(笑)
では、今回はこの辺で。
■関連項目
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