クリスマスの前夜祭…つまりクリスマスの前日。
そんなイメージで記憶していると思います。
しかしながら、
本来のクリスマスイブとは24日のことではないそうです。
「え?何かの間違いじゃ?」
「ガセネタでしょ?」
「いや、24日でしょww」
などと、皆さんは思うかもしれませんね。
でも、本来のクリスマスイブは24日ではないそうです。
それは何故か?
実は、クリスマスイブの“イブ”とは、イブニング(夜)のイブのこと。
決して“前日”という意味では無いのです。
つまり、クリスマスイブとは“クリスマスの夜”のことを指すことになります。
というワケで、
クリスマスイブ=25日の夜
となるのです。
驚きましたね~!
となると、そこで疑問!
じゃあ、なぜ24日をクリスマスイブと呼ぶようになったのか?
それは、昔のヨーロッパの1日の区切りが関係しています。
実は、昔のヨーロッパでは、1日の始まりが日没から始まっていたのです。
なので、昔のヨーロッパでは、24日の夜は既に25日の扱いであり、しかも夜であるため、クリスマスの夜=クリスマスイブと呼んでいたのです。
その名残りで、1日の始まりの基準が0時になった現代でも、24日をクリスマスイブと呼んでいるワケですね。
なるほど納得です。
実はクリスマスイブは25日の夜ではあったものの、24日をクリスマスイブと言っても、決して間違いではなかったということになります。
なお、話は戻りますが、イブは夜という意味であって、前日という意味ではありません。
なので、
- 12月23日=クリスマスイブイブ
- 誕生日の前日=バースデーイブ
- 大晦日(おおみそか)=ニューイヤーイブ
などという呼び方は間違っているということになります。
知ってしまうと、使っていたことが恥ずかしいですね~。(苦笑)
まあ、イブ=前日 などという間違った認識が広まった理由として、クリスマスの前日の24日に、前夜祭というイベントが昔のヨーロッパで開かれていました。
なので、前夜祭の“前の日”というイメージが、“24日=クリスマスイブ”というイメージと重なり、イブ=前日 というイメージが定着したと考えられます。
そう考えると、間違ったイメージと認識を持ったとしても仕方のないことだとも言えますね。
何はともあれ、現代では、
クリスマスイブ=24日
で、定着していますし、それでいいと思います。
でも、本来のクリスマスイブは12月25日の夜ということも、記憶の片隅に置いておいてくださいね。
では、今回はこの辺で。
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