■バウムクーヘンの日ってどんな日?
バウムクーヘンの日は、日本のバウムクーヘンの始まりの日です。
そう、あの木の切り株にみられる年輪のような、美味しいお菓子の始まりの日なのです♪
1919年(大正8年)3月4日に広島県物産陳列館(現・原爆ドーム)で行われたドイツ俘虜展示即売会にて、ドイツ人のカール・ユーハイム氏がドイツの伝統菓子のバウムクーヘンを出品したことに由来します。
バウムクーヘンは製法が特殊であり、専用の器具や技能を必要とするため、一般的なケーキのお店では作っていないことが多いそうです。
なので、コンビニや大手スーパーなどの店舗で売られているバウムクーヘンの中には、バウムクーヘンメーカーが作ったものにトッピングしたり、新たにパッケージングしたりして、自社製品として販売しているケースもあるそうです。
ちなみに、バウムクーヘンは、日本ではバームクーヘンとも書きますが、本来のドイツ語の発音ではバウムクーヘンの方が近いそうです。
■提唱・制定者は?
バウムクーヘンの日の制定者は、「株式会社ユーハイム」さんです。
制定年は2010年(平成22年)です。
(株)ユーハイムさんは、前述のカール・ユーハイム氏を創始者とする、老舗のバームクーヘンメーカーです。
(本社は兵庫県神戸市。)
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
バウムクーヘンの日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
登録年月日は不明です。
こんなところですね。
現在の日本では、バウムクーヘンは普通に市場に出回っていて、手軽に食べることができます。
しかも、イチゴ味や抹茶味、チョコ味など、様々な味のバウムクーヘンが作られて市場に流通しています。
つまり、バウムクーヘンは日本で独自の進化を遂げたわけですね。
そんな風にバウムクーヘンを楽しめるのは、かつてのカール・ユーハイム氏の尽力があってのこと。
3月4日だけは、カール・ユーハイム氏に感謝しましょうね♪
では、今回はこの辺で。
■関連項目