「明日は真冬日(まふゆび)ですね」
なんて言う時がありますね。
- 真冬日って何だろう?
- 気温何度くらいかな?
って思ったことはありませんか?
今回は、そんなあなたの疑問に、ズバリお答えします!
参考になれば幸いです。
■真冬日とは?
真冬日とは、ズバリ、
- 最高気温が0度から下になる日
(0℃未満の日)
のことです。
真冬日の定義は、気象庁によると、最高気温が0℃未満となっています。
最高気温が0℃より上になることは無い、とっても寒い日のことを真冬日と言います。
0℃は、水が凍り始める温度。
つまり、真冬日は
- 最高気温でも氷ができる
とっても寒~い日
ということです。
話をするだけでもキーンという冷たい音が聞こえてきそうですね。(苦笑)
しかも、最高気温が0℃未満ということは、最低気温は、もちろん氷点下。
つまりマイナスです。
そんな日にぶ厚い雲で空が覆われたら、雨ではなくて雪が降る可能性が高いです。
氷ができはじめる気温なら、雨じゃなくて雪になるのはよくわかりますね。
ちなみに、真冬日に似た言葉で、冬日(ふゆび)という言葉があります。
真冬日と冬日の違いは何なのか?
次の項目で解説します。
■真冬日と冬日の違い
ちなみに、真冬日に似た言葉で、
冬日(ふゆび)という言葉があります。
冬日の定義は、気象庁によると、
- 最低気温が0℃未満の日
(最低気温がマイナスの日)
ということになっています。
例えば、最高気温が20℃くらいあっても、最低気温がマイナスなら、その日は冬日ということになります。
(あくまでも例えの気温です。)
つまり、真冬日と冬日の違いは、
- 気温0℃未満が
最高気温か最低気温か
という点の違いになります。
なので、
- 最高気温が0℃未満=真冬日
- 最低気温が0℃未満=冬日
こう覚えておくといいでしょう。
どちらが寒い日かというと、言うまでもなく真冬日の方が寒いです。
でも、真冬日じゃなくても、気温が一桁台の時はかなり寒いです。
風邪をひかないよう、十分に温かくして過ごしましょう。
なお、東京より南の太平洋側の都市部で、真冬日になるところはまずないのでご安心を。
じゃあ逆に、
真冬日になる県とか地域はどこ?
と思う人もいるかもしれませんね。
そこで、真冬日になったことがある都道府県を次の項目でまとめておきました。
参考までにどうぞ。
■真冬日になったことがある都道府県
※北から順番に書いています。
(真冬日になったことがない県もついでに記載しています。)
北海道 全域
青森県 全域
秋田県 全域
岩手県 全域
宮城県 ほぼ全域
山形県 全域
福島県 一部を除く大部分の地域
茨城県 なし
栃木県 5ヶ所(那須高原、五十里、黒磯、土呂部、奥日光)
群馬県 5ヶ所(藤原、みなかみ、沼田、草津、田代)
埼玉県 なし
東京都 なし
千葉県 なし
神奈川県 なし
長野県 ほぼ全域
山梨県 3ヶ所(大泉、河口湖、山中)
静岡県 2ヶ所(富士山、井川)
愛知県 1ヶ所(稲武)
岐阜県 2/3程の地域
三重県 なし
新潟県 4/5程の地域
富山県 ほぼ全域
石川県 5ヶ所(三井、珠洲、七尾、白山吉野、加賀菅谷)
福井県 3ヶ所(勝山、大野、今庄)
滋賀県 5ヶ所(今津、長浜、米原、信楽、土山)
京都府 3ヶ所(美山、福知山、園部)
大阪府 2ヶ所(能勢、生駒山)
兵庫県 6ヶ所(香住、和田山、兎和野高原、生野、一宮、三木)
奈良県 3ヶ所(針、大宇陀、上北山)
和歌山県 2ヶ所(高野山、龍神)
岡山県 10ヶ所(5/8の地域)
広島県 2/3程の地域
島根県 3/4程の地域
鳥取県 6ヶ所(岩井、米子、倉吉、鳥取、智頭、茶屋)
徳島県 2ヶ所(池田、京上)
香川県 1ヶ所(香南)
愛媛県 1ヶ所(久万)
高知県 3ヶ所(本川、本山、梼原)
山口県 9ヶ所(3/5程の地域)
福岡県 10ヶ所(2/5程の地域)
大分県 7ヶ所(中津、院内、杵築、日田、玖珠、湯布院、竹田)
長崎県 12ヶ所(3/5程度の地域)
佐賀県 全域(6ヶ所)
熊本県 9ヶ所(約半分の地域)
宮崎県 2ヶ所(高千穂、鞍岡)
鹿児島県 3ヶ所(溝部、牧之原、輝北)
沖縄県 なし
情報元:気温と雨量の統計のページ
こんなところですね。
真冬日になる都道府県の各地域は、年によって違います。
しかしながら、統計をチェックしてみると、東北より北の地域は、ほぼ全域が真冬日になったことがあることがわかりますね。
逆に、東京以南の都市部では、真冬日になるところはありませんね。
ところが、南の方に位置する九州でも、山間部だと真冬日が観測されている県があるんですね。
さすがに九州では真冬日は無いだろうと思っていたので意外でした。
なお、沖縄県は、観測史上、最低気温が0℃以下になったことがありません。
つまり沖縄は、冬日すら来たことがない、暖かい気候の地域ということですね。
なるほど、納得です!
では、今回はこの辺で。
■関連項目