■メンマの日ってどんな日?
メンマの日は、メンマの存在価値の向上と正しい情報の提供を行い、メンマを食べる機会を創出する日です。
堅苦しく書くと上記のようになりますが、
要するに「みんなでメンマを食べましょう♪」的な日です。(笑)
メンマといえば、ラーメンのトッピングとしてあまりにも有名で、ラーメン店で出される大抵のラーメンには入っています。
(もちろん、例外もあります。)
つまり、日本ではメンマとラーメンはセットであり、食文化として普通に定着しているのです。
普通に入っているからこそ、あまり注目されなくなっている食材であることも事実。
なので、メンマの日くらいは、メンマについて考えてみるのもいいんじゃないでしょうか?
◆メンマ情報メモ
- メンマは漢字で“麺麻”。
- メンマはタケノコの一種の麻竹(マチク)の加工食品。
- 麻竹の主な原産地は台湾。
日本でも九州南部等で栽培されている。 - ネーミングの由来は、拉麺(ラーメン)に乗せる麻竹(マチク)ということで麵麻(メンマ)。
(詳細は後述)
■提唱・制定者は?
メンマの日の制定者は、「株式会社富士商会」さんです。
メンマの製造・販売や、中華料理の材料の輸入などを手掛ける老舗の企業です。
■日付の理由は?
日付が2月1日の理由は、株式会社富士商会さんの設立日が1950年(昭和25年)2月1日であることから来ています。
■日本記念日協会に登録されているの?
メンマの日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
登録年月日は不明です。
■シナチクからメンマに変わった理由
実はメンマは、昔の日本(昭和20年代)ではシナチクと呼ばれていました。
シナチクは、漢字で書くと「支那竹」となります。
しかしながら、当時のシナチクは全て台湾製であり、台湾から輸入しているにも関わらず、中国を意味する“支那”という漢字が使われていたため、日本は台湾政府から抗議を受けてしまいました。
その時、台湾からシナチクを輸入していた丸松物産(の前身にあたる企業)の創業者・松村秋水氏が新しい名前を考案しました。
その名前こそ“メンマ”だったのです。
「拉麺(ラーメン)に乗せる麻竹(マチク)ということで麵麻(メンマ)」
これがメンマのネーミングの由来です。
現実的に、このメンマという名前が定着したのは、あの桃屋のCMでメンマが大々的に知られることになった1968年以降です。
CMの力というのは偉大ですね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目