実は8月29日は秋田県民の日だったんですね。
秋田県民の日は通称で、
正式には「県の記念日」が正しい名称です。
秋田県の位置はここ↓
秋田県は、1871年(明治4年)の廃藩置県で、陸奥国と出羽国の一部が合併してできた県です。
その日こそ、8月29日だったのです。
その日を記念日として、1965年に県の記念日が制定されました。
今回は、そんな秋田県民の日についてチェックしてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■学校は休みになるの?
夏休みの真っ最中なので、学生には自動的に休みになります。(笑)
ただし、学校の運営に関わる教職員など、一部の人たちは、たとえ夏休みといえども、学校へ出勤しなければならないこともあります。
そういう人たちにとっては休みになりません。
「県民の日は学校休みにしてほしい」と思うかもしれませんね。(;´-`)
■県の記念日の主な趣旨
県の記念日の主な趣旨は、
「暮らしやすい豊かな秋田県をつくるため、力を合わせて自治意識と郷土愛の精神を育む。」
というものです。
そのために、県有施設の無料開放や、本来は観ることができない施設などを一般公開しているそうです。
そういった記念事業を開催することによって、県民に秋田県の歴史や現状を知ってもらい、
「郷土の秋田県をもっと好きになろう♪」
というねらいが、県の記念日に込められているのです。
確かに、秋田県を好きになれば、「より良くしよう」という精神が芽生えますからね。
■無料開放される施設
秋田県民の日の記念ということで、以下の施設が無料・割引開放されます。
(注:全部は網羅してません)
県立北欧の杜公園
(テニスコート)
こんなところですね。
上記の場所は、無料開放施設の一部です。
その他の施設等を知りたい方は、こちら(秋田県の公式HP内)をご覧ください。
■日本記念日協会に登録されているの?
県の記念日(秋田県)は、日本記念日協会に登録されていませんが、公式サイト内に「その他の記念日」として紹介されています。
■その他の8月29日の記念日
- 焼き肉の日
- ケーブルカーの日
- 文化財保護法施行記念日
焼肉の日は、8月29日の“829”の語呂合わせ。
制定したのは全国焼肉協会(事業協同組合)。
焼肉を食べてスタミナをつけ、夏バテを予防しようという趣旨で、1993年に制定されました。
確かに、焼肉店の割引広告が散見されました。
スーパーなどで売られている肉も割安になっていたと思います。
ケーブルカーの日は、日本初のケーブルカーが設置されたことを記念に制定されました。
ちなみに、設置された場所は、かの有名な奈良県の生駒山。
現在の生駒鋼索線が、日本ケーブルカーのはしりというワケですね。
文化財保護法記念日は文字通りの意味です。
1950年の8/29に制定された文化財保護法の記念として、1951年に制定されました。
近年、重要文化財などに落書きや傷をつけたりして破損させる行為が問題視されています。
文化財保護法を浸透させることよりも、青少年にマナーの教育をした方が効果的ではないかと思います。
では、今回はこの辺で。
■関連項目