11月15日は、日本では知らない人はほとんどいない七五三の日ですね。
3歳・5歳・7歳になった子供を祝い、神社や寺を訪れて、神や仏へ報告、感謝、祈願を行う日本独自の行事です。
厳密には、こういった行事のイベントを奉告祭と呼ぶそうです。
現在では、11月15日が平日の場合は、15日に最も近い土日にずらして行事を行うことが多いですね。
(2021年では、前日の11月14日(日)に七五三の行事を行う家庭が多かったようです。)
七五三では、親戚に同じ年齢の子供がいた場合、皆で集まって歓談することもあるでしょう。
子供たちも楽しいでしょうね♪
■七五三が11月15日の由来
七五三の由来は、旧暦の天和元年11月15日(1681年12月24日)に、江戸時代の第5代将軍の徳川綱吉の長男である徳川徳松の健康と長寿を祈ったことが始まりという説が有力とされています。
(しかしながら、徳川徳松は享年5歳という短い生涯でした。)
旧暦の11月は収穫が終わった時期であり、旧暦の15日は満月の日だったので、氏神への収穫の感謝と子供への加護を祈る習慣があったそうです。
また、旧暦の15日は「鬼が出歩かない日」と考えられていたため、何をするにも良い日(例えるなら、六曜の大安)とされていたそうです。
西洋では、満月の夜は魔のモノがうごめく刻と考えられているので、日本とは逆ですね。
現在では、旧暦の11月15日が、そのまま新暦に引き継がれて11月15日となっています。
ただし、早く冬が訪れる地域(北海道など)では、10月15日を中心に七五三のお祝いを行うことが多いそうです。
■七五三の服装
七五三の服装は、和服が正装とされています。
女の子は振袖、男の子は袴というのが定番ですが、現代では、男の子は洋装(ちょっと良いベベ)のような恰好の子が多くなっているようです。
女の子の場合は、振袖が華やかなので皆着たがる(着せたがる)のでしょうが、男の子の場合は成人式でもない限り、あまり和風の正装をしたがらない(着せたがらない)人が多くなっているようですね。
(男の子の場合になると、和服の着付けが面倒くさいというのが主な理由です。)
どちらしろ、正装した子供は可愛らしいものです♪
記念写真は綺麗に撮ってもらいたいですね!
フォトスタジオなどに行って、プロに撮ってもらうといいでしょう。
一生の思い出になると思いますよ?
では、今回はこの辺で。
■関連項目