■スイートピーの日ってどんな日?
「春の花」の代表格のスイートピーを鑑賞したりプレゼントしたりして楽しむ日です。
スイートピーを、より多くの人に楽しんでもらうのが目的で制定されたそうです。
スイートピーは、見た目も色も柔らかくて優しい感じがする花なので、女性に大人気の花だそうです。
個人的には、松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」をイメージします。
■提唱・制定者は?
スイートピーの日の制定者は、「日本スイートピーの会」さんです。
同会は、2016年(平成28年)に、愛知県、岡山県、大分県、宮崎県のスイートピー生産者で立ち上げた会で、2018年(平成30年)からは、神奈川、和歌山、佐賀、栃木、広島県の生産者も参加。
現在では全国規模の会になったそうです。
2022年現在、公式サイトは無いようです。
■日付の理由は?
記念日の日付が1月21日の理由は以下のとおりです。
- 花弁がそれぞれ1枚、2枚、1枚で構成されている。
(左右対称で、旗弁、翼弁、舟弁の3種類の花びらで構成。) - 丁度、1月21日頃がスイートピーの旬の時期。
- 名曲「赤いスイートピー」のリリース日が1982年(昭和57年)1月21日。
■日本記念日協会に登録されているの?
スイートピーの日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
登録年は2017年(平成29年)ですが、正確な登録月日は不明です。
■スイートピーの花言葉
スイートピーの花言葉は以下のとおりです。
- やさしい思い出
- つかの間の喜び
- デリケートな喜び
- 門出(離別)
- 繊細
- わずかな楽しみ
- 永遠の喜び
■赤いスイートピーは当時は流通していなかった
松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」がリリースされた頃、市場には赤いスイートピーは出回っていませんでした。
赤いスイートピー自体は1800年代から海外に存在していましたが、生産花としては安定して出せる色ではなかったので、当時に流通していなかったのは仕方のないことだったのです。
しかしながら、名曲の影響で「赤いスイートピー」の需要が高まり、生産者が品種改良を何度も行い、ようやく赤いスイートピーを生産できるようになったそうです。
ちなみに、似たようなエピソードで、布施明さんの名曲「シクラメンのかほり」があります。
(赤いスイートピーのエピソードよりも数年前の話です。)
この歌の歌詞に、白いシクラメン(真綿色)の記述があるのですが、この曲がヒットした影響で「白いシクラメン」の需要が高まったため、品種改良で白いシクラメンが誕生したそうです。
いつの時代も、音楽の力は偉大ですね♪
では、今回はこの辺で。
■関連項目