しかし、今年2024年に関しては、10月下旬から流行期に入っています!
今年のインフルエンザはB型が流行しているそうです。
インフルエンザには、大きく分けてA型B型C型の3種類があり、主に流行するのはA型とB型です。
AにせよBにせよ、とにかく、インフルエンザや風邪にかかってしまうと大変な目にあいます。
- 高熱
- 頭痛
- 悪寒
- 筋肉痛
- 喉痛
- 鼻汁
などの症状が出て、とてもとてもつらい思いをします。
そうなりたくないですよね?
そこで今回は、
インフルエンザや風邪にかからないための予防法をまとめてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■ウイルス対策マスクをする
新型コロナウイルスの影響で、もはやおなじみの対策法です!(苦笑)
呼吸器をマスクでカバーして、
インフルエンザや風邪ウイルスの侵入を物理的に防ぐ方法ですね。
マスクをすれば、咳やくしゃみなど、他人からの飛沫感染をシャットアウトできます。
この方法自体はかなり有効ですが、ウイルス対策用のマスクじゃないと全然意味がありません。
つまり、
マスク選びがとても重要です!
マスク選びについては、こちらの記事で詳しく書いています。
参考までにどうぞ。
■インフルエンザ予防接種を受ける
★インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは、同時の接種が可能です!
(厚生労働省HP)
インフルエンザ予防接種は、内科や小児科で受けることが出来ます。
私が思うに、一番確実な方法ですね。
インフルエンザウイルスに侵入されても、予防接種によるワクチンの効果でインフルエンザの発症自体を抑えてしまいます。
仮に発症しても、症状を軽減できますので、非常に有効な方法であることに間違いありません。
しかも、妊婦に接種した場合、妊婦だけでなく、出産後の赤ん坊にも予防接種の効果が出るそうです!
で、インフルエンザワクチンには、不活性化ワクチンと弱毒性ワクチンの2種類があります。
どちらが使用されるかは、予防接種を受ける人の体調や免疫力などが関わってきます。
また、インフルエンザのタイプ(A型、B型)によってもワクチンが変わってきます。
(C型にはワクチンは使いません)
なお、検査の結果よっては予防接種自体ができないこともあるそうです。
そのあたりは、医師の判断に任せるしかありませんね。
ちなみに、インフルエンザの予防接種は健康保険の対象にならないので、3000円以上の実費が必要※になります。
(※医療機関によって異なりますが、相場は3000~7000円前後)
しかも、効果は5か月程度しかもたないため、必要に応じて、毎年摂取する必要があります。
予防策としては確実ですが、お金がかかってしまいます。
■よく手を洗う
非常に基本かつスタンダードな方法ですね。
インフルエンザウイルスに限らず、バイ菌や汚れを落とす意味でも、日常生活で必要な方法です。
もちろん、石鹸やハンドソープを使って手を洗うのです。
ですが、ウイルス対策に限っては、手を洗うだけでは少々心もとないのも事実。
そこで、N95規格のマスク着用と併行して行うといいでしょう。
■手袋をする
実は手袋をすることも効果的です。
手袋をすることで、ウイルスがついたモノに直接触れずに済みます。
奇しくも、新型コロナウイルスの影響で、手袋による対策の認知度が高まっています。
インフルエンザや風邪が流行る頃は、様々なモノにウイルスがつきます。
例えば、電車のつり革や手すり、職場のデスクや喫茶店のテーブルなど。
不特定多数の人が利用するモノほど、ウイルスがついている可能性が高いのです。
なので、手袋をしていれば、そういうものに直接手を触れずに済みます。
つまり、その分だけ、インフルエンザや風邪ウイルスに感染する可能性が低くなるということです。
また、ちょっと汚い表現ですが・・・
手袋を舐めたり口に入れたりすることはないでしょう?
なので、手袋をしていると、素手よりは安全ということです。
もちろん、外出先で手袋を外した時に、インフルエンザウイルスに感染する可能性はあります。
なので、手を洗うことも重要なことなのです。
手袋、マスク、手洗いと組み合わせることで、インフルエンザや風邪対策は完璧に近づきます。
■よくお茶を飲む
「なにその方法?」
「そんなんで効くの?」
と思われるかもしれませんが、実はこの方法は割と有効です。
理屈を簡単に説明すると、喉に張り付いたインフルエンザや風邪ウイルスをお茶などの飲み物を飲んで洗い流し、そのまま胃液(胃酸)で殺してしまうのです。
そう、この方法は、
“インフルエンザや風邪のウイルスが喉で繁殖することを逆手に取った方法“
なんです。
まさに逆転の発想です。
ただし、デメリットもあります。
お茶を15分~20分おきくらいに飲まないといけないのです。
結構面倒くさいのです。
逆に、よくドリンクを飲む人には、あまり苦にならない方法かもしれませんね。
ちなみに、“唾液を貯めて飲み込む”という原始的な方法もあります。
唾液には殺菌作用があるので、こちらも予防には効果的です。
■こまめに換気する
インフルエンザは、飛沫感染だけでなく、空気感染することもあります。
ですので、窓を開けて換気することでウイルスを部屋の空間から排除する方法です。
換気の方法は、窓を開けるのが最も効果的です。
是非やってみてください。
ちなみに、寒いのが嫌で窓を開けにくい時は、空気清浄機でも換気の代わりになります。
近年の空気清浄機は、PM2.5はおろか、極小のウィルスまで除去してくれる強力なフィルターを内蔵している機種があります。
お金はかかってしまいますが、空気清浄機は一年中使えるので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
■部屋の湿度を50%以上にする
冬は空気が乾燥しているので、インフルエンザウイルスが蔓延しやすいのです。
しかし湿度が高いと、インフルエンザウイルスは空気中の水分にひっついて重力に引かれ、そのまま下の方へ下がります。
つまり、人の呼吸器の中に入りにくくなります。
もちろん、雨や雪が降れば、インフルエンザウイルスの大半は下に落ちるので、空気感染しにくくなります。
だからと言って、部屋中に水をまき散らして部屋の中を水浸しにするワケにはいきません。(笑)
そこで加湿機の出番ですね!
加湿機や、加湿機能のついた空気清浄機で湿度を高めておきましょう。
間接的ではありますが、それなりに効果は期待できます。
空気清浄機の場合は、加湿のついでに空気もキレイになるので、身体には良いですね。
■ビタミンDをとる!
実は、インフルエンザの予防には、
ビタミンDをとることが効果的です!
何故なら、
- ビタミンDには免疫力を高める効果がある
からです。
免疫力が高ければ、外部から体内に侵入してくるウイルスや細菌などの病原菌の増加を防いでくれます。
つまり、免疫力が高まれば、インフルエンザウイルスを体内でやっつけてくれるわけです!
ビタミンDは一応、体内でも作られますが、それには太陽光の紫外線に当たる必要があります。
(5~6分程度でOK)
ただし、冬は日照時間が短いので、太陽光に当たれる時間帯も相対的に短くなります。
よって、効率よくビタミンDをとる方法は、サプリメントを飲むことです。
サプリメントなら、水やお茶さえあれば簡単に飲むことができますので、非常にお手軽ですね♪
あるいは、ビタミンDを多く含む食材を使った料理を食べるといいでしょう。
ビタミンDが多い食材は、
- いわし
- しらす干し
- すじこ
- いくら
など、魚介類の食材に多く含まれます。
海の幸は身体にいいものばかりですね。(=´▽`=)
予防法に関しては、以上。
大体こんなところですね。
ここまで読んでみて、気付いた方もいらっしゃると思いますが・・・。
予防法の中に“うがいする”という方法が入っていませんよね?
実は、インフルエンザや風邪の予防には、うがいはあまり有効じゃないんですよね。
その理由については次で説明します。
▲うがいは実はあまり効かない?
実は、インフルエンザや風邪の予防で、
うがいはあまり効果がありません。
というより、
実用的ではない
といい変えた方がいいでしょうか。
なぜかというと、
インフルエンザウイルスは、
気道に付着してから、約20分で細胞内に入り込み、増殖していきます。
つまり、その過程を逆手にとって、20分以内にうがいをすれば、ウイルスを追い出すことはできます。
でも、実際問題として、
20分おきに、うがいなんてできますか?
仕事や学校の授業中の人なんて、まずムリでしょう?
例え出来る状況にある人でも、とても面倒くさい方法だと思います。
それなら、お茶を飲む方法の方がまだマシです。
そういうワケで、
うがいはインフルエンザの予防法としては非実用的かつ非現実的です。
まあ、風邪のウイルスを追い出したり、喉を湿らせる効果はあるので、気分はすっきりするかもしれませんね。
■まとめ
- ウイルス対策マスクをするのが
最も早くて一番楽!
(マスク選びが重要) - 手を洗うのは色んな意味で基本
- 手袋をするのも効果的!
- 予防接種は確実な方法だが
保険がきかない(高い) - ビタミンDをとって免疫力アップ!
(サプリメントや魚介類でビタミンDを効率よく摂取できます♪) - 部屋の換気や湿度を高めるのも
ウイルス対策の一つ - うがいは20分おきにしなければならず
極めて非実用的である
以上、こんなところですね。
インフルエンザは爆発的に流行しやすいですが、きちんとした予防策をとれば、感染を未然に防ぐことはたやすいことです。
学級閉鎖だって、立派な予防方法の一つ。
子供にインフルエンザがうつるくらいなら、休みにした方がマシですからね。
本来は、企業も学校のように休む措置をとるべきですが、営利団体なのでそうもいかないのが実情。
結局、マスクで予防していくのが一番安上がりで無難なんでしょうね。
ウイルス対策用のマスクをちゃんと選びましょう。
マスク選びについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
しっかりと口元をカバーして、インフルエンザや風邪を予防しましょうね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目