※写真はイメージです。映画「ターミネーター」シリーズとは直接関係ありません。
■ターミネーターの日ってどんな日?
記念日の名前を見ればピンとくると思いますが、ターミネーターの日は、ハリウッド俳優「アーノルド・シュワルツェネッガー」さん(以後、シュワちゃん)主演の映画「ターミネーター」シリーズの第1作が1985年5月25日に公開されたことにちなみ、初公開から30周年を迎えた2015年(平成27年)4月8日に制定された記念日です。
第1作の「ターミネーター」は、未来から現代のヒロインを守るためにやってきた若者と、それを抹殺するために未来から追ってきたターミネーターとの闘いを描いたSF作品です。
未来からやってきた若者と現代人のヒロインとの束の間のラブロマンスが映画のカギとなっていて、この時空を超えて生まれた愛によって、人類の存亡と未来への希望が紡がれていくというのが見所です。
この映画の爆発的人気で、シュワちゃんは俳優として一躍有名となり、また、ターミネーターもシリーズ化されるなど、映画界へ大きな影響を与えました。
また、この作品によって、タイムトラベル、近未来、サイボーグの存在、メカの自我の目覚め、メカの暴走、人類VSメカといった空想上の世界観がクリエイターにとってはメジャーなものとなり、今後のあらゆる創作物に影響を与えたことは言うまでもありません。
■提唱・制定者は?
ターミネーターの日の制定者は、ハリウッド俳優の「アーノルド・シュワルツェネッガー」さんです。
シュワルツェネッガーさんは、日本では「シュワちゃん」の愛称で知られるハリウッドの名伯楽。
シュワちゃん=ターミネーターという等式が成り立つほど定着しているので、彼が制定者を提唱しても全く問題ないと思います。(笑)
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
ターミネーターの日は、現在は日本記念日協会に登録されていません。
かつてターミネーターの日は、2015年(平成27年)4月8日に、日本記念日協会に認定・登録されましたが、現在は日本記念日協会の公式サイトに記述はありません。
今後、新しいターミネータシリーズの映画の製作等で復活する可能性はあるかもしれません。
■ターミネーターシリーズ一覧
映画
- ターミネーター
公開日:1984年10月26日(米)1985年5月25日(日本)
監督:ジェームズ・キャメロン - ターミネーター2
公開日:1991年7月3日(米)1991年8月24日(日本)
監督:ジェームズ・キャメロン - ターミネーター3
公開日:2003年7月2日(米)2003年7月12日(日本)
監督:ジョナサン・モストウ - ターミネーター4
公開日:2009年5月21日(米)2009年6月13日(日本)
監督:マックG - ターミネーター:新起動/ジェニシス
公開日:2015年7月1日(米)2015年7月10日(日本)
監督:アラン・テイラー - ターミネーター:ニュー・フェイト
公開日:2019年11月1日(米)2019年11月8日(日本)
監督:ティム・ミラー
テレビドラマ
- ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ
映像作品
- ターミネーター4:マシニマ
参考:Wikipedia
こんなところですね。
ターミネーターの魅力は、銃で撃たれてもビクともせず、無言で命令通りに動くところにあります。
また、「無言で命令通りに動く=対象の抹殺」であるので、そこに感情が無く、どんなに酷い目に遭っても、身体が動く限り、命令通り無機質に殺しに来るところがターミネーターの怖さでもあり、映画の醍醐味ですね。
そして、ターミネーターの未来の世界観「機械が暴走して自我を持ち、人間を滅ぼそうとする未来の世界観の設定」が、暗に現代の私たちに警告しているように思えます。
この映画を見た当初はそんなに危機感を持たなかったのですが、現代ではAIが発達し、社会に浸透してきたため、ターミネーターの世界が本当にやってくる可能性が現実味を帯びてきました。
それを防ぐ方法は、「最終的な決定権(スイッチON)を人類が持つ」ということに他ならないでしょう。
コンピューターは便利なものですが、機能はほどほどにしておくのが一番ということですね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目