■バイクの日ってどんな日?
バイクの日とは、オートバイによる交通事故の増加を防ぐために、バイクの安全運転の啓発と教育を積極的に展開する日です。
◆バイク事故は自動車事故よりも死亡率が高い
2021年度の交通事故発生件数は、全国で305196件で、そのうち2636人が亡くなられています。
死者数2636人のうち、バイク事故での死者数は463人で、比率に換算すると約17.6%。
(最も多い死者数は事故に巻き込まれた歩行者で、941人。)
交通事故で最も多いのが自動車事故ですが、車体の安全機能が高いので、車中の人が死亡に至る割合はバイクよりも低く、一方でバイク事故の場合は、自動車事故よりも運転者の死亡率が高いとされています。
(バイクは安全性よりも機動性を重視し、運転者がむき出しになる乗り物のため。)
参考:神奈川県警察 資料
■提唱・制定者は?
バイクの日の制定者は、当時の「総務省交通安全対策室」さんです。
制定年は1989年(平成元年)です。
■日付の理由は?
日付の理由は、語呂合わせです。
8月19日の“8”=「バ」、19日の“1”=「イ」、“9”=「ク」と読めるところから来ています。
■日本記念日協会に登録されているの?
バイクの日は、日本記念日協会に認定・登録されていませんが、サイト内で「その他の記念日」として紹介されています。
こんなところですね。
バイク事故は本当に悲惨で、運転者は大けがを負うことが多いそうです。
また、バイク事故の死亡者は、ほとんどが事故時にヘルメットが外れてしまっているんだそうです。
ヘルメットの中には、本当に帽子のように被るだけの簡易なものだと、事故時に外れるケースも少なくないようです。
故に、ヘルメットはバイザーが顔を覆うフルフェイスタイプのものが、事故時に外れにくいのでベストだと思います。
まあ、事故を起こさないのがベストなんですけど、こちらがいくら気を付けていても、相手側の不注意で事故に巻き込まれてしまうこともあります。
なので、「運転者全員が安全運転を心がける」ことが必要なのです。
では、今回はこの辺で。
■関連項目