実は、12月4日は「E.T.の日」だったんですね!
E.T.(イーティー)とは、名監督のスティーブン・スピルバーグ氏によって製作されたSF映画。
1982年(昭和57年)12月4日に日本で公開され、大きな話題となりました。
それが理由で、毎年12月4日はE.T.の日に定められました。
といっても、誰が制定したのかは不明です。
恐らく、映画関係者かE.T.のファンの集まりとかでしょうね。
ちなみにE.T.の日は、日本記念日協会では正式認定されていませんが、日本記念日協会の公式サイトにはE.T.の日の記述があります。
■E.T.の意味は?何の略?
E.T.の意味は、「地球外生命体」という意味です。
何の略かは以下のとおり。
- E=Extra(エクストラ) 外側の、外の
- T=Terrestrial(テレストリアル) 陸生(生物、生命体)、陸上の
いずれも英語で、直訳すると、地球の外側の陸生生命体ってことになります。
E.T.は言語を使って意思の疎通ができるため、人格があるということになります。
要するに、一言で言ってしまえば「宇宙人」ですね。(笑)
テレストリアルの意味が専門的でややこしいですね。
陸生とは、魚や鳥とは違って、陸上のみで生命活動を行う生物のことです。
人間も陸生です。
まあ、飛行機に乗ったり、必要であれば一時的に水の中に潜ったりもしますが、基本的には陸生ですので。
■実は記録的ヒットだった映画E.T.
映画E.T.は、およそ1000万ドルの予算で作られた映画で、ハリウッド映画の予算としては少ない方です。
ところが、興行収入は約3億ドルという当時の映画史上初の巨額の興行収入だったそうです。
差し引きしても2億9000万ドルの黒字だったのです。
当時としては、正にNo.1大ヒット映画だったワケですね!
ちなみに、2021年現在の興行収入世界第1位の映画は「アバター」(2009年公開)です。
日本では「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」(2020年公開)が1位です。
こんなところですね。
余談ですが、E.T.の映画内で、指と指が触れるシーンはありません。
映画の宣伝用ポスターや、DVDなどのジャケットなどに指同士が触れ合う緻密なイラストが描かれているため、そのイメージが定着してしまい、あたかも「映画のワンシーン」であるかのように刷り込まれてしまっているのです。
(少年の怪我を治そうとE.T.が指を光らせるシーンはあります。)
月に映る、空飛ぶ自転車のシーンは映画内であります。
様々な創作にオマージュとして似たようなシーンが登場する程、印象的なシーンでした。
子供の頃に見た、今となっては古い映画ですが、今でも忘れられませんね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目