■地名の日ってどんな日?
地名の日とは、アイヌ語地名研究家・山田秀三先生の命日(1992年7月28日)と、地名研究家・谷川健一先生の誕生日(1921年7月28日)であることにちなみ、二人の地名研究家の功績を称えて制定された記念日です。
日本には様々な地名があり、それらは時代とともに変化しています。
そういった地名を研究・記録することで、過去にその土地で何があったのかなどを、いつでもチェックできるというワケです。
地名は、苗字とも関連しているので、日本史の各研究にも大いに役立つと思います。
そういえば、難読な地名も多くありますね。
特に北海道の地名は特殊なものが多いと思います。
アイヌ語と深い関連があるのでしょうね。
■提唱・制定者は?
地名の日の制定者は、「日本地名愛好会」さんです。
日本全国の失われていった地名や、インターネット上にない小字などを、誰もがインターネットで調べることができるようにするために、日本全国の地名を収集し、WEB上でデータベース化する活動を行っています。
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
地名の日は、日本記念日協会に認定・登録されていません。
■難読な地名が多い北海道
北海道には難読な地名が多いと聞きます。
なので、難読と思われる北海道の地名をチェックしました。
(全部ではありません。)
参考までにどうぞ。
- 茨戸(ばらと) 札幌市北区
- 簾舞(みすまい) 札幌市南区
- 発寒(はっさむ) 札幌市西区
- 庵原町(いおはらちょう) 函館市
- 川汲(かっくみ) 函館市
- 木直(きなおし) 函館市
- 椴法華(とどほっけ) 函館市
- 苫小牧(とまこまい) 苫小牧市
- 忍路(おしょろ) 小樽市
- 勝納町(かつないちょう) 小樽市
- 雨紛(うぶん) 旭川市
- 大楽毛(おたのしけ) 釧路市
- 知茶布(ちちゃっぷ) 釧路市
- 徹別(てしべつ) 釧路市
- 幣舞(ぬさまい) 釧路市
- 馬主来(ぱしくる) 釧路市
- 基松町(もといまつちょう) 帯広市
- 以平町(いたいらちょう) 帯広市
- 相内(あいのない) 北見市
- 留辺蘂(るべしべ) 北見市
- 幌向(ほろむい) 岩見沢市
- 大願町(おおねがいちょう) 岩見沢市
- 呼人(よびと) 網走市
- 癸巳町(きしちょう) 美唄市
こんなところですね。
小さい頃(小学校低学年)は「苫小牧」(とまこまい)を読めませんでしたね。
読めなかっただけで、先生に馬鹿にされ、ちゃんと地名の勉強をするように叱咤され、クラス中の笑いものにされたことがありました。
小学校低学年では、憶える漢字もまだ少ないので、難読な地名まで覚えるのは、まだ早いんじゃないかと思ったのですが…。
笑ってたクラスメートも、実は読み方を知らなかったそうです。
現代の教育では考えられないことでしたね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目