■7月27日の日ってどんな日?
スイカの日とは、スイカの消費拡大が目的で作られた記念日です。
要するに「みんなでスイカを買って食べましょう♪」という日ですね。(笑)
■提唱・制定者は?
スイカの日の制定者は、スイカ愛好家やスイカ生産者のグループさんたちです。
スイカの生産農家さんたちなどが集まって記念日を作ったというワケです。
■日付の理由は?
日付が7月27日の理由は、スイカは夏の果物を代表する「横綱」的な存在で、スイカの縞模様が綱に見えるところから、「夏の綱」すなわち7(なつ)の27(つな)=7月27日という語呂合わせから来ています。
■日本記念日協会に登録されているの?
スイカの日は、日本記念日協会に認定・登録されていませんが、「その他の記念日」として、サイト内で紹介されています。
■スイカは実は野菜
スイカは南アフリカを原産とし、室町時代に中国から日本に入ってきた果実です。
スイカは、漢字で“西瓜”または“水瓜”と書きます。
(西(中国)からやってきた瓜なので西瓜と書く。)
その名のとおり、ウリ科の植物です。
つまり、カボチャ(南瓜)やキュウリ、ズッキーニなどと同じ、野菜の一種です。
スイカは甘くておいしいので、果物(フルーツ)として扱われていますが、園芸関連の分類では野菜ということになります。
正式には「果菜」または「果実的野菜」と呼びます。
では、「果菜とフルーツの違いは何なのか?」という疑問が浮かんでくると思います。
◆果菜とフルーツの違い
果菜とフルーツの違いは、ズバリ、木か草かの違いです。
「木に実る果実」→フルーツ(リンゴ、ブドウなど)
「草に実る果実」→果菜(スイカ、イチゴ、カボチャ、キュウリなど)
ということです。
スイカは、つる性の一年草です。
つまり、草です。
草に実る果実、ゆえに果菜というワケです。
同じ理屈で、イチゴも果菜ということになります。
スイカと同じようにイチゴも甘みがあるので、市場ではフルーツとして扱われていますが、イチゴも草に実る果実なので、野菜の実、すなわち果菜となります。
では、今回はこの辺で。
■関連項目