慰霊の日【6月23日】│沖縄では条例で休日

◆6月23日は慰霊の日

沖縄では、6月23日が慰霊の日とされているそうです。

慰霊の日とは、
太平洋戦争中に沖縄で行われた
全ての戦闘で亡くなられた人を弔う
追悼の日のことです。

1945年のこの日、沖縄での実質的な組織戦闘が終結したとのこと。※
(太平洋戦争そのものの終結は8月15日)

※終結を知らない末端の兵士等はゲリラ的に戦闘していた模様。

それに基づいて、沖縄全戦の戦没者を追悼する日とし、この日を慰霊の日に制定したそうです。

 

■慰霊の日は沖縄のみで休日

元々、慰霊の日は琉球政府が決めたもので、ちゃんとした公休日でした。

しかし、1972年に沖縄が日本に本土復帰したため、公休日では無くなってしまいました。
(琉球政府消滅のため、法的根拠が無くなった)

そこで、沖縄県自治体は、この日を条例で休日と制定。

よって、沖縄県のみですが、慰霊の日は休日扱いになりました。

ただし、土日と重なっても振替休日は発生しないとのこと。

この休みのタイプは、千葉県民の日に似ていますね。

 

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■休みになるところ

公立の学校、市役所など。

ただし、国家機関は休みにならず、同じく、国家公務員も休みにならないそうです。
(教職員も含まれる)

例外として、国立大学の琉球大学は休みになっている模様。

多分、授業は休みだが、教職員は出勤している可能性がありますね。

ちなみに、この日だけは、沖縄県平和祈念資料館と、ひめゆり平和祈念資料館が入館無料になるそうです。

他にも、慰霊関連の施設は、入館無料になるところがあるようですね。

 

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■沖縄全戦没者慰霊祭

毎年6月23日には、沖縄県主催で沖縄全戦没者慰霊祭が開催されます。

開催場所は平和祈念公園。
(糸満市摩文仁(まぶに))

正午に一分間の黙祷が捧げられるそうです。

毎年、4000人以上の戦没者遺族が訪れるとか。

戦争の傷跡は、今でもはっきりと確実に、沖縄の人々の心に残っているんですね。

沖縄での戦争の話はキツイ話が多いのですが・・・。

特に、ひめゆりの塔にまつわる話は、もう、悲惨の一言・・・。

一般人が巻き込まれる戦争は絶対反対ですね。

特に、何の罪も無い若い女性が戦争で死んでいくのは本当に忍びない話です。

no more okinawas

心から、そう思います。

 

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■慰霊の日以外の日本の6月23日

特になし

ただし、国際的には
オリンピックデーだそうです。

1894年6月23日に国際オリンピック委員会が設立されたことが理由で制定されたとのこと。

オリンピックが開催される年は、各メディアでオリンピックデーについて報道されるかもしれませんね。

 

では、今回はこの辺で。

 

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