■ご当地キャラの日ってどんな日?
ご当地キャラの日は、全国各地のご当地キャラを広めて認知度を高め、地域の活性化に協力する目的で作られた記念日です。
ご当地キャラとは、いわゆる「ゆるキャラ」の中でも、その地域を代表するマスコットキャラクターのことで、有名どころでは「くまモン」(熊本県)、「ひこにゃん」(滋賀県彦根市)、マイナーなキャラでは「道風くん」(とうふうくん)(愛知県春日井市)などがあります。
現在は、ご当地キャラは非常に多く作られていて、それらがどのくらいの数があるのか、調べるのは一苦労です。
そもそも、ご当地キャラの名前を知らないと調べない人がいるのも事実です。
そこで、「日本ご当地キャラクター協会」が、自身の公式WEBサイト上でまとめて掲載することによって、各地域のご当地キャラが何なのかを調べることが可能になっています。
こうすることで、「こんなキャラクターがいるんだ」「このキャラの地域に行ってみたい」といった印象を持ってもらい、地域の知名度と活性化に協力できるというワケです。
■提唱・制定者は?
ご当地キャラの日の制定者は、もちろん「日本ご当地キャラクター協会」さんです。
制定年は2014年(平成26年)です。
当協会は、あの「ひこにゃん」の滋賀県彦根市に本部がある、一般社団法人さんです。
各地のご当地キャラの紹介とイベント等の告知を公式WEBサイトで行っています。
■日付の理由は?
日付の理由は語呂合わせです。
5月の5=“ご” 11日の11=“とうち” と読むところから来ています。
11を“とうち”と読むのは少し苦しいように思えますが、11を「10と1」に分けて考えると、割とすんなりと受け入れられると思います。
■日本記念日協会に登録されているの?
ご当地キャラの日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
登録年月は、制定年と同じく2014年(平成26年)で、月は5月です。
こんなところですね。
ゆるキャラグランプリは2020年を最後に終了しました。
それ以降、「ゆるキャラ」の大規模なランキングイベントは行われていないようですね。
まあ、ネットを利用してランキングを決めることは可能ですが、やはり元々知名度が高いゆるキャラが非常に有利なのも事実。
ランキングに参加しても、知名度が低いキャラは圏外になってしまうのは目に見えています。
そう考えると、ランキングで順位をつけるよりも、ご当地の良さをアピールする機会そのものを増やした方が建設的だと思います。
そういった意味では、日本ご当地キャラクター協会の存在は公平で良いと思います。
登録さえできれば、ご当地の存在をアピールする絶好の機会になりますから。
では、今回はこの辺で。
■関連項目