毎年12月31日は大晦日(おおみそか)。
もはや、物心がついた日本人の中では知らない人はいない、一年の最後の日。
故に、一年を締めくくる日として、全国各地で様々な習慣や行事が行われます。
■大晦日と言えば?
あなたは「大晦日と言えば?」と聞いて、何をイメージしますか?
何をイメージするかを以下に列挙してみました。
(独自調べ。)
◆除夜の鐘
大晦日と聞くと、多くの人がイメージするのが除夜の鐘ですね♪
現代では、お寺で直接聞くよりも、テレビ中継で聞く人の方が多いと思います。
大晦日の定番番組「ゆく年くる年」は、その最たるものです。
まあ、除夜の鐘を鳴らすお寺の近くに住む人は、リアルタイムで聞けると思いますが…。
◆年越しそば
大晦日と聞いて、「年越しそば」をイメージする人は多いと思います。
世代によっては、「除夜の鐘」よりも多いかと思います。
色気より食い気!ですね(笑)
ちなみに、蕎麦じゃなくて、ラーメンやうどんなど、別の麺類を食べる人もいます。
それが許されるなら、焼きそばやスパゲッティも許されることになりますが…。(苦笑)
◆大晦日のTV番組
仕事や学業が無い場合、大抵の人は、家でゆっくりとTV番組を見て過ごすでしょうね。
特に年末年始は特別番組を放送しているため、TV放送全体の視聴率が上がるそうです。
以下の番組は、もう定番と言ってもいい程、毎年放送されています。
- NHK紅白歌合戦
- ゆく年くる年
- ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!笑ってはいけないシリーズ
- CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ
- 輝く!日本レコード大賞
- くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー
もちろん他にも番組はありますが、私が見たことがない番組は割愛しています。
◆カウントダウン・ニューイヤー花火のイベント
主に若者がイメージする、カウントダウン形式のイベントです。
大晦日の終わりの数分前からカウントダウンを行い、新年が来たと同時に花火の打ち上げを行う華やかなイベントが各地で実施されます。
ここ2年ほどは、新型コロナウイルス対策で自重されていましたが、2021~2022にかけては、ウイルスの脅威が終息に近づいていることもあり、イベントが開催されるようになりました。
◆おせち料理
おせち料理と言えば、正月三が日に食べるイメージがありますが、おせち料理を大晦日の朝から準備したり、おせちが大晦日に届くように注文する家庭が多いので、大晦日のイメージとして、おせち料理が挙がることもあるそうです。
◆焚火・キャンプ
大晦日の夜、除夜の鐘を鳴らしたり聞いたりするため、お寺に行く人がいます。
お寺によっては、焚火をしているところもあります。
また、初日の出を見るために、現地へ出かけてキャンプし、暖を取るために焚火を行うケースもあります。
故に、大晦日と聞くと、焚火やキャンプといった言葉がイメージとして出てきてもおかしくないですね。
◆初日の出
本来、初日の出は1月1日の元旦に見るものですが、見晴らしのいい場所で初日の出を見るために、前日の大晦日から出かけて現地で待つというプランを実行する人もいます。
特に大型のバンやキャンプ道具がある人は、現地で家族で寝泊まりするという強者もいます。
それ故に、大晦日のイメージに初日の出を思い浮かべる人もいるんですね!
■大晦日(おおみそか)の読み方の由来
大晦日(おおみそか)という読み方の由来は、旧暦の月末日の晦日(みそか)から来ています。
旧暦では、月末の日を晦日(みそか)と呼んでいました。
つまり、12月の月末日は、月の終わりの晦日であり、一年の終わりの日でもあるので、大きな締めくくりの日ということで、
大きな晦日=大晦日(おおみそか)
というようになったワケです。
ちなみに、大晦日と書いて「おおつごもり」と読むこともあります。
つごもりとは、晦日の別名であり、月が隠れる現象の「月隠り(つきごもり)」が訛って出来た読み方だそうです。
旧暦は月齢で計算される暦なので、月の終わりと月が隠れる月隠りのイメージが重なるのは必然的。
故に、「つきごもり」の読み方が訛って「つごもり」になるのは自然の流れと言えるでしょう。
こんなところですね。
私の大晦日の過ごし方は、特別な用事がない限り、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の「絶対に笑ってはいけない」シリーズを見ながら年越しそばを食べて、お酒を飲んでゆっくり過ごします♪
初日の出を観に行くのもいいでしょうが、やっぱり寒いのは苦手です。
初日の出は、ネットで生中継されるのを見るので十分です。
それでは皆様、良いお年を…。
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