パンの記念日【4月12日】日本初のパンが作られた日

◆4月12日は「パンの記念日」

■パンの記念日ってどんな日?

パンの記念日は、日本初のパンが作られた日にちなんで出来た記念日です。

1842年(天保13年)4月12日、伊豆韮山代官で砲術研究者の江川英龍が自宅の庭で日本初のパンを作ったそうです。

その時出来たパンは、いわゆる「乾パン」と呼ばれる硬いパンで、軍用の携帯食糧として考案・制作したものだったそうです。
(※戦場で米を炊くと煙で敵に見つかる可能性が大きいため、携帯食として考案されたとのこと。)

↓現代の乾パン

クッキーみたいですね。(笑)

日本で本格的にパンが作られるようになったのは、ドライイースト(乾燥した保管可能な酵母)が開発された1915年以降で、それ以前はイースト菌の管理が難しく、パン屋の普及そのものが困難だったそうです。
(パンの人気の元になった「あんぱん」は、酒種と呼ばれる別の酵母で作られていた。)

現代では、海外から技術と素材の輸入もあり、様々なパンが日本国内で製造・販売されています。

パンの存在は、今や日本の食卓と外食産業には欠かせない存在であり、多くの人たちに親しまれています♪

普段、ご飯を主食にしている人は、今日くらいはパン食にしてみてはいかがですか?(笑)

いつもとは違った気分で、一日を過ごせると思いますよ♪

ちなみに、毎月12日も「パンの日」の記念日となっています。

また、類似のパンの日として、「あんぱんの日」(4月4日)、「フランスパンの日」(11月28日)などがあります。

■提唱・制定者は?

パンの記念日の制定者は、「パン食普及協議会」さんです。
制定年月は、1983(昭和58)年3月です。

■日付の理由は?

日付が4月12日の理由は前述のとおりです。

■日本記念日協会に登録されているの?

パンの記念日は、日本記念日協会に認定・登録されていませんが、サイト内で「その他の記念日」として紹介されています。


 

こんなところですね。

実は、日本でのパン製造の歴史を遡ると、ビスケットにたどり着きます。

パンとビスケットのルーツは同じということなりますね。

詳しくは「ビスケットの日」の記事をご覧ください。

では、今回はこの辺で。

 

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