■関ヶ原合戦の日ってどんな日?
関ヶ原合戦の日とは、文字どおり関ヶ原合戦が行われた日を記念日とした日のことです。
関ヶ原合戦とは、旧暦の慶長5年9月15日に、美濃国不破郡関ヶ原(現・岐阜県不破郡関ケ原町)にて起こった、日本の歴史が大きく変わった日本最大の野戦のことです。
徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍が激突した、日本の歴史の教科書には必ずと言っていいほど出てくる有名な合戦ですね。
日本最大規模の野戦でしたが、戦闘時間自体は昼頃の開戦から約6時間程度という短い時間で終了したそうです。
合戦が起こった慶長5年9月15日は旧暦なので、西暦に換算すると1600年10月21日になりますが、記念日は旧暦の日付をそのまま西暦に当てはめています。
■提唱・制定者は?
関ヶ原合戦の日の制定者は、一般社団法人の「関ケ原観光協会」さんです。
歴史的な出来事の関ヶ原合戦と国指定の史跡となっている関ケ原を観光資源とし、関ケ原の地を活性化しようと活動しています。
余談ですが、関ケ原の「ヶ」は、合戦名などを指す一般名詞としては小文字の方の「ヶ」を使い、住所や地名としては大きい方の「ケ」を使って区別されています。
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
関ヶ原合戦の日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
■関ヶ原の戦いの直接参加者
関ヶ原の戦いに、現地に直接参加した大名・武将等について記載。
(青字は代表者。赤字は寝返りまたは内応。中山道軍などの別部隊・守備隊等は割愛。)
東軍指揮官:徳川家康、松平忠吉、黒田長政、藤堂高虎、浅野幸長、井伊直政、福島正則、細川忠興、織田長益、筒井定次、蜂須賀至鎮、池田輝政、生駒一正、加藤嘉明、京極高知、寺沢広高、山之内一豊、金森長近、有馬豊氏、滝川一時、古田重勝
西軍指揮官:石田三成、毛利秀元、宇喜多秀家、大谷吉継、大谷吉治、小西行長、島津義弘、小早川秀秋、脇坂安治、朽木元綱、赤座直保、小川祐忠、吉川広家、長宗我部盛親、安国寺恵瓊、毛利勝信、木下頼継、田丸直昌、平塚為広、戸田勝成、河尻秀長、石川貞清、織田信高、鍋島勝茂※
※関ケ原に布陣したが、父の直茂の指示により、本戦が始まる前に撤退している。結果的に親子で寝返り。
参考:Wikipedia
こんなところですね。
私が好きな小説・漫画に「影武者 徳川家康」(原作:隆慶一郎)という作品があります。
この作品は、実は本物の徳川家康は関ヶ原の合戦中に暗殺され、影武者の「世良田二郎三郎元信」が徳川家康の意思を継いで戦を勝利に導き、後の徳川政権が盤石となるまで家康を演じていくという物語です。
関ヶ原の戦いには、参加した大名や武将などの様々なエピソードがあり、日本の歴史を語るうえでは、最もロマンに溢れた合戦だったと言えるでしょうね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目