石楠花という漢字を見ても、
どう読むのか分らない人が多いと思います。
でも、シャクナゲと聞くと
「あ~、聞いたことある」
「あ、あの花ね」
と思う人は多いんじゃないでしょうか?
今回は、そんなシャクナゲについて、どんな花で、どの季節に咲き、どんな花言葉があるのかなどを調べ、わかりやすくまとめてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■石楠花(シャクナゲ)ってどんな花?
シャクナゲは、実はツツジ(躑躅)の一種で、その種類は数百にも及ぶそうです。
基本的に低い木のものが多いのですが、高い木に成長するものもあるそうです。
数百種類もあるので、花の色が多彩。
でも、大体は赤・ピンク・白・黄色のものが大部分を占めるそうですね。
花の種類→色と来ると、次にあなたの頭に浮かぶのは、花言葉なんじゃないでしょうか?
シャクナゲの花言葉については、次の項目で。(=´▽`=)
■シャクナゲの花言葉
シャクナゲの花言葉は
- 荘厳
- 危険
- 警戒
- 威厳
の4つです。
まるで、花の色のイメージが、そのまま花言葉になったような感じですよね。
なぜ、こんな花言葉がついたのか?
それには、以下のような理由があります。
- シャクナゲは元々は高山植物で、未開の高山、崖や岩山の上など、
近寄りがたい場所に生える花だった。
- そんな場所に生える花なので、入手には大変な危険を伴う花だった。
- 入手困難ではありながらも、綺麗な花を咲かせるので、
高嶺の花の語源ともなった。
- 実はシャクナゲの葉は有毒で、ケイレン毒を持っているため、
摂取すると呼吸困難や嘔吐・下痢などを引き起こす危険がある。
以上の理由で、
“荘厳”“危険”“警戒”“威厳”
などといった、ちょっと近寄りがたいイメージの花言葉になったのです。
よって、シャクナゲをプレゼントする相手は、
自分よりかなり立場が上の人。
- 尊敬する著名人
- 大企業の経営者
- 政治家
- 弁護士
- 裁判官
- 王族
など、荘厳で近寄りがたいイメージの人たちです。
でも、そういう人たちは、教養が高い可能性が大です。
よって、シャクナゲの花言葉の意味をよく知っている可能性が高いので、もらっても内心はあまり嬉しくないかもしれませんね。
■石楠花の季節・時期
石楠花は春の花で、
主に4月~5月にかけて咲く花です。
春の季語にも使われます。
数百種類もある花で、北は北海道から南は沖縄まで広く分布しています。
ですから、気温が低い場所や時期でも花が咲く場合があるようです。
春に近所で花を見かけたら、ちょっと確認してみてください。
その花はシャクナゲかもしれませんよ?
■まとめ
- 石楠花の読みは“シャクナゲ”
- 花言葉は“荘厳”“危険”“警戒”“威厳”
- 4月から5月にかけて咲く春の花
- 花の色は赤・ピンク・白・黄色
- 数百種類もあり低木と高木の両方がある
以上、こんなところですね。
普段、歩く途中でふと見かけた花が、どんな花なのか?
その花には、どんな花言葉があるのか?
それらを調べるのも、退屈な日常にスパイスが入って面白いと思いますよ。(笑)
あなた自身の教養も高まりますしね♪
では、今回はこの辺で。