110番の日【1月10日】

◆1月10日は「110番の日」

■110番の日ってどんな日?

この記念日は、110番の適切な使用を推進する目的で作られた記念日です。

毎年のこの日は、全国の警察で、ダイヤル110番の有効・適切な利用を呼びかけるキャンペーンが行われます。

ちなみに、類似の記念日として、「119番の日」(11月9日)、「118番の日」(1月18日)があります。

◆なぜ110番?

なぜ、警察への通報ダイヤル番号が110なのか?

その理由は、今やレトロ電話機と化した黒電話の構造にあります。

1番は一番右にあり、利き腕で時計回りにかけやすくしてありますが、0番は時計回りで回すのに最も時間がかかる位置にあります。

つまり、0番がかかるまでの時間で「心を落ち着かせる」という意味があったのです。

同じ理由で、消防署への番号も119番となっています。

スマホが主流となった現在では、一瞬で110番や119番にかけることが可能になったため、そういった心を落ち着かせるといった効果は物理的に失われていますが。(苦笑)

しかしながら、一瞬でかけられるため、いざという時に頼もしく、「頼りがいがあって安心感が増す」という心理的効果があるようです。

■提唱・制定者は?

110番の日の制定者は、「警察庁」です。

制定年月は1985年(昭和60年)12月で、実施は翌年の1986年からです。

■日付の理由は?

日付の理由は、語呂合わせです。

110番の110を月日に当てはめると、1月10日となるところから来ています。

■日本記念日協会に登録されているの?

110番の日は、日本記念日協会に認定・登録されていませんが、「その他の記念日」として日本記念日協会のサイト内で紹介されています。


 

こんなところですね。

意味もなく110番する人は、現代では減ったようですが、警察が行っていい案件かどうか微妙な件でかけてくるケースは年々増えているそうですね。

スマホの場合、警察へはワンタップでかけることが可能であり、その場で通報することが可能になっています。

ゆえに、微妙な案件でも、その場で警察にかけてしまえるので、そういった問題が増えているそうです。

そういうことがあるので、「110番の日」に適切な110番の利用を呼び掛けるのは、今の時代だからこそ決して無駄ではないということだと思います。

警察の方々、頑張ってくださいね!

では、今回はこの辺で。

 

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■関連項目

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