玉の輿ってなに?語源(由来)をチェック!

玉の輿(たまのこし)とは、

お金持ちの男性結婚すること

を意味します。

裕福な生活を夢見る女性なら、誰しもご存じではないでしょうか。(笑)

玉の輿の語源(由来)は、実は桂昌院(けいしょういん)という女性が徳川家に嫁ぐ際に出来た言葉です。

桂昌院さん↓

桂昌院さんは、京都西陣の八百屋の娘で、嫁ぐ前のお名前は「お玉」だったそうです。

お玉さんは、三代将軍の徳川家光にみそめられて、側室として結婚しました。

その「おさん」が、「輿」に乗って嫁ぎ先まで行ったそうです。

輿(イメージ)↓

出典:Wikipedia
原典:Photo taken by J o.

作者:J o

しかも、本来、身分の低い女性が、側室とはいえ天下人の妻になり、後の五代将軍綱吉を生んで将軍生母にまで上り詰めたのです。

将軍生母は、非常に高い権力を持つことができました。

それ故に、身分の低い女性が身分の高い男性と結婚して出世することを「玉の輿」と言うようになりました

こうして、「玉の輿」という言葉が誕生したのです。

そう、桂昌院さんは「江戸時代のシンデレラ」だったんですね。(笑)

以上が玉の輿の語源(由来)です。

ちなみに、貧乏な男性が大金持ちの女性と結婚することを「逆玉(ぎゃくたま)」と呼びます。

昭和に出来た言葉で、本来の玉の輿の逆バージョンという意味ですが、金持ちと結婚できた男性を妬んで揶揄する意味合いも含まれています。

 


余談ですが、日本には、毎年1月20日に「玉の輿の日」という記念日があります。

この記念日は、日本女性の「お雪」という芸妓さんが、1904年(明治37年)1月20日に、当時のアメリカの大富豪のジョージ・モルガンさん(モルガン財閥創始者の甥)と国際結婚したことから出来た記念日です。

当時、お雪さんは「日本のシンデレラ」と呼ばれていたそうです。


 

こんなところですね。

江戸が終わり、明治・大正・昭和といった激動の時代を経て、日本は資本主義を主軸とする国に変わり、国際社会に加わりました。

資本主義とは、お金を主体とした政治経済体制をとる国の在り方です。

故に、出世する=お金持ちになる という構造が出来上がりました。

そういう理由で、「玉の輿」の意味は、「身分が高い男性と結婚して出世する」という意味から、お金持ちの男性結婚する」という意味へとニュアンスが少し変わったのです。

ちなみに、桂昌院さんは現在、京都市北区にある今宮神社に祀られています。

桂昌院さんは、生まれ故郷の京都西陣の再興に力を入れると同時に、今宮神社の再興にも力をいれていたそうです。

それ故に、今宮神社は現在「玉の輿神社」と呼ばれています。

縁結びの御利益があるとのことです。

年頃の若い女性が、「玉の輿」に乗れるよう願って、毎年大勢訪れるそうですよ。

今宮神社の公式サイトはこちら

では、今回はこの辺で。

 

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