■とんちの日ってどんな日?
特別な何かがあるワケではありませんが、後述の日付の理由こそが、とんちの日そのものを表していると言えます。
要するに、とんちが得意な一休さんにちなんだ日です。(笑)
とんちとは、漢字で頓智(頓知)と書きます。
意味は「その場に応じて咄嗟に出る知恵」「機知」「機転」です。
故に、クイズの思考に似たところがあるので、とんちの日は別名で「クイズの日」とも呼ばれています。
とんちやクイズに関する、何らかのイベント等があってもいいとは思いますが、後述の提唱者や制定者が不明なので、主だった組織的なイベント等は行われていないようです。
(クイズ好きな人たちが、個人的に集まって何かをする人はいるようですが…。)
■提唱・制定者は?
提唱者や制定者は不明です。
■日付の理由は?
日付の理由は、語呂合わせ。
1月9日の1を“いっ”、9はそのまま“きゅう”と読めるところから来ています。
1の読み方に関してはこじつけに近い感じですね。(笑)
この語呂合わせこそが、とんちの日の理由そのものとなっています。
一休=とんち というワケですね♪
■日本記念日協会に登録されているの?
とんちの日は、日本記念日協会には登録されていません。
制定者や提唱者が不明なので、そもそも日本記念日協会に申請する人がいないのです。
■一休の名前を全国に広めたのはアニメ
昔、一休さんという大人気アニメが放送されていました。
(放送期間は1975年10月15日から1982年6月28日まで。)
このアニメに登場する主人公の一休さんのモデルは、歴史上に実在した僧侶「一休宗純」です。
アニメが火付け役となり、実在した人物の「一休宗純(いっきゅうそうじゅん)」の名前が世間に広く知られることとなったのです。
一休宗純は室町時代の人物で、僧侶でありながら、禁じられた飲酒・肉食を当たり前のように行った人物で、とても僧侶とは言えない人物だったそうです。
本来、僧侶がめとわない妻や子供までいたとか…。
一方で教養が深く、茶人としての礼儀作法もあり、ユーモアセンスのある好人物だったそうで、詩集をいくつか製作していたそうです。
当時の周りの人たちからは好かれていたらしいですね。(笑)
では、今回はこの辺で。
■関連項目
一休宗純(Wikipedia)