他人は自分とは違う
これは当たり前のことですが、違うとは言っても、誰でも同じ世界(環境)で同じ時間軸を生きています。
故に、環境が違っても、以下のような「人としての基本的な部分」は共通レベルで比較されてしまうものです。
・敬語、礼儀やマナー
・言葉遣い
・優しさ思い遣り
・気配り配慮
これらの基本的なことですが、小学生でもしっかりできる子も入れば、大人でも出来ない人がいます。
特に、基本的に文字だけでコミュニケーションをとるSNSでは、大人でも敬語が使えない(使わない)人が顕著です。
使わないのは、知らないからなのか、知っててもワザとやらないのか……
寛容な周りの人は、「敬語を使わないのは、発達障害や育った環境のせいかもしれないな」と、考えるかもしれません。
もちろん、発達障害がある人でも、礼儀のしっかりしてる人は沢山いらっしゃいます。
にもかかわらず、知ってるのにワザと敬語を使わない人は、他の人からどう見られているのか?🤔
わかりやすい例として、SNSで初対面の人に対して敬語を使わない(使えない)人がいます。
SNSに新たに参加してきた人は、SNS内のメンバーさんのことは知らないですし、お互いに面識もありませんね。
例えばFacebookのような巨大SNSの場合、数多くのグループが存在し、それらに大多数の人が参加しています。
中には他のグループで知り合ってる人もいるでしょうが、基本的にほとんどの人は新たに参加してきた人を知らないわけです。
つまり、初対面なのにも関わらず敬語が使えない人は、
「人としての基本的な部分が欠如してるのではないか?」
と他人に思われてしまいます。
あなたも、そんな欠如したような人とは仲良くなりたいとは思いませんよね?
例えば、「宜しくお願いします。」とコメントしてるのに
「よろしくね!」とか、たまに「ヨロシク!」
とかいう人がいます。
本人はフレンドリーなつもりかもしれませんが、顔見知りの学生じゃあるまいし、初対面の人にタメ口はとても失礼なことです。
それは何故か?
それは相手を「自分よりも下に見てる」からタメ口になるんです。
初めての挨拶でタメ口=目下に見てる
根本的に人を見下しているんですよね。
もし相手が、自分の会社の上司や社長でもタメ口なんでしょうかね?
例えば、会社の会議中での言葉使いは、NHKのアナウンサーレベルの話し方をする人が多いのです。
もしそんな中で、誰かが馴れ馴れしいタメ口で話したらどうでしょう?
それだけで、その人は「仕事が出来ない人」だと思われてしまいますし、一緒に仕事したくないと思われ不快感を与えてしまうことになると思います。
つまり、
人は言葉遣いで全てを判断されてしまう
のです。
プライベートで何度も会ってる仲の良い友達なら、タメ口でもあまり問題視されないでしょうが…
親しき仲にも礼儀ありというワケです。
もちろん、上から目線の口調は論外ですが、こちらが敬語で話してるのにタメ口で返してくるような人とは、なるべく会話したくなくなります。
ましてやSNSのような不特定多数の人との交流の場の場合は、あっという間に嫌われて簡単にブロックされてしまいます。
気づかないのは本人だけだった…ということも十分ありえます。
敬語は、相手を思い遣り敬う気持ちから出ます。
それが出来ない人は、「気配りや配慮の出来ない人」なので、交流したいとは思わないわけです。
たとえ敬意が無くても、形だけでも敬語使い、気遣いが出来る人なら、少なくとも嫌われたりはしません。
皆様も、初対面の相手への言葉遣いには気を付けましょうね。
特にネットのSNSでは。
では、今回はこの辺で。