■留学の日ってどんな日?
留学の日とは、留学経験を通じてグローバルに活躍し、日本に貢献する人材を多く輩出するため、留学の啓蒙をしていくことが目的で作られた記念日です。
海外で半年ほど普通に暮らしただけでも、その国の言語・文化・経済を直に学べるので、留学で学べることはとても多いということです。
まあ、留学する前に、行先の基礎的な言語の知識は必要になりますけどね。
■提唱・制定者は?
留学の日の制定者は、「海外留学協議会(JAOS)」さんです。
JAOSさんは、ECC海外留学センターなど、留学や外国語教育を司る事業者によって構成されている組織で、留学に関するガイドラインを設け、留学の啓蒙などを行っている一般社団法人さんです。
■日付の理由は?
日付の理由は、1871年(明治4年)11月12日(旧暦)に、山川捨松、津田梅子など日本初の女性国費留学生5人が、岩倉使節団とともに留学先のアメリカへ出発したところから来ています。
日本からの留学自体は、もっと昔から個人の資産家などが自主的に行っていましたが、国費による日本人女性の留学は初めてだったそうです。
つまり、男女差の無い本格的な留学が日本人に開放された象徴的な日というワケです。
■日本記念日協会に登録されているの?
留学の日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
登録年月は2022年8月です。
こんなところですね。
昔は、駅前留学などというキャッチコピーで外国語を学べるスクールがありましたが、ネットインフラが普及している現在では、自宅にいながら外国語を学ぶ手段が非常に増えたと言えます。
しかしながら、現地へ留学した場合は、外国語だけでなく、その国の文化や経済、政治思想などにも触れることができるので、語学以上のことを体験することが可能というワケです。
これは、人生にとって非常に貴重なことと言えます。
一国の凝り固まった人生観よりも、グローバルな視野や感性を身に着けた方がいいと思います。
そういう意味では、留学はとても貴重だと思いますね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目