宝くじの日【9月2日】

◆9月2日は「宝くじの日」

■宝くじの日ってどんな日?

宝くじの日とは、宝くじが当たった人に、時効の前に当選金を受け取って欲しいという「受け取り忘れ防止」の想いから作られた記念日です。

基本的に、宝くじの当選金の有効期限は1年であり、それを過ぎると時効となり、権利そのものが失われてしまいます。

時効になった当選金は、毎年億単位の膨大な額にのぼるため、受け取り忘れによる経済損失は大きいと懸念されているそうです。

◆時効になった当選金額は年間で100億円以上

全国自治宝くじ事務協議会の発表によると、2019年4月~2020年3月の1年間だけで、実に144億円もの当選金額が時効で無効となっているそうです。

そのうちの7割ほどが、300円の少額当選とのこと。
多分、当たったとしても、「300円程度でわざわざ換金しに行くのが面倒」または「少額でわざわざ取りに行ったら恥ずかしい」という人がかなり多いのではないかと思われます。

■提唱・制定者は?

宝くじの日の制定者は、当時の「第一勧業銀行」(現・みずほ銀行)さんです。

制定年は、1967年(昭和42年)です。

■日付の理由は?

日付の理由は、語呂合わせです。

9月2日の92で「くじ」と読めるところから来ています。

■日本記念日協会に登録されているの?

宝くじの日は、日本記念日協会に認定・登録されていませんが、サイト内に「その他の記念日」として紹介されています。


 

こんなところですね。

宝くじは、少額当選の場合は、受け取りに行かない人が実に多いということです。

300円とはいえ、その受け取りに行かない分をかき集めれば、結構な金額になるんですね。

「塵も積もれば山となる」といったところでしょうか。

時効になった分の金額を介護施設などに勤務する従業員に寄付すれば、とても喜ばれると思います。

では、今回はこの辺で。

 

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■関連項目

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