■あんこうの日ってどんな日?
あんこうの日とは、あんこうの食文化を多くの人に伝えるのが目的で作られた記念日です。
あんこうと言えば、アンコウ鍋がメインですね。
適当な大きさに身をカットし、様々な食材とともに鍋に入れて煮込む鍋料理の一種です。
他には、アンコウの唐揚げやあん肝などがあるそうです。
アンコウは頭と骨以外は全て食べられるため、無駄の無い魚と言われています。
アンコウの食べられる部分は7種類有り、ヒレ、皮、エラ、肝臓、胃袋、ヌノ、身は 「アンコウの7つ道具」とも呼ばれているそうです。
ちなみに、同名の記念日「あんこうの日」(11月23日)もあります。
こちらは制定者が異なる記念日です。
■提唱・制定者は?
あんこうの日の制定者は、「株式会社魚の宿まるみつ」さんです。
茨城市の平潟港温泉で「あんこうの宿・まるみつ旅館」を運営する企業さんです。
一方で、11月23日の方の「あんこうの日」の制定者は、「下関漁港沖合底びき網漁業ブランド化協議会」さんです。
こちらは、山口県の下関を拠点とし、あんこうの水揚げ日本一をPRしています。
■日付の理由は?
日付の理由は、あんこう料理を全国に広めた武子光男氏※の命日が10月22日であることと、「あんこう研究所」の開業日も同じく10月22日であるところから来ています。
(※武子光男氏は、前述の「あんこうの宿・まるみつ旅館」の創業者です。)
■日本記念日協会に登録されているの?
あんこうの日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
登録年月日は、2016年(平成28年)10月22日です。
■アンコウに関する情報など
- アンコウは漢字で鮟鱇と書く。
- アンコウは英語で goosefish または monkfish と呼ばれる。
anglerfish と言う場合は、分類が大まかなアンコウ目のアンコウ全体種を指す。 - 生物学上の分類は、アンコウ目アンコウ科アンコウ属アンコウ。
- 日本で獲れるアンコウは、キアンコウとクツアンコウで、市場ではどちらも「アンコウ」で区別されていない。
- 中国ではアンコウを華臍魚(かせいぎょ)と書く。
- 江戸時代には五大珍味「三鳥二魚」の一つと言われていた。
(鳥=鶴、雲雀、鷭、魚=鯛、鮟鱇) - アンコウの肝は、ビタミンA・ビタミンB12・ビタミンD・DHA・EPAなど栄養価が高い。
- アンコウは、俳句では冬の季語とされている。
- アンコウの名前の由来は諸説あり、正確には判明していない。
参考:Wikipedia
こんなところですね。
アンコウ鍋は、食べた記憶がありません。
一度くらいは食べた方がいいと思うのですが、皆で宴会に行った時に選択肢として「あんこう鍋」でもない限り、普通の鍋になってしまうと思います。
やはり、名産地に行かないと、ちゃんとした本物は食べにくいということなんでしょうね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目