11月14日は、大分県民の日だったんですね。
正式名称は「県民の日」。
通称から“大分”が抜けているだけですね。(笑)
実は、日にちも名称も、埼玉県の県民の日と同じなんです。
大分県は九州にある県の一つで、福岡県の南東部にあります。
北西に福岡県、南西に熊本県、そして南に宮崎県と、三つの県に囲まれています。
大分県の位置はここ↓
とり天や中津からあげなどの名物で知られるのが大分県。
そんな大分県は、1871年(明治4年)の廃藩置県で誕生しました。
その日こそ、11月14日だったのです。
その日を記念日として、
「大分県あすをつくる県民運動推進協議会総会」※
なる議会が行われ、県民の日が制定されました。
※すでに協議会そのものは解散してしまったそうです。
今回は、そんな大分県民の日についてチェックしてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■学校は休日になるの?
残念ながら、休日にはなりません。
東京都や千葉県など、一部の都県では公立の学校が休みになりますが、大分県民の日は、公立の学校が休みになることはありません。
ちなみに、公立の学校が休みになる都県民の日は以下のとおりです。
6月15日 千葉県民の日
11月14日 埼玉県民の日
11月20日 山梨県民の日
11月13日 茨城県民の日
10月1日 東京都民の日
10月28日 群馬県民の日
いずれも首都圏に連なる都県ばかりです。
他の地方の道府県も、
県民の日に公立の学校が休みになるといいんですけどね。
まあ、春休み、夏休み、冬休みなど、全国的に学校が休みになる月(3月下旬、7月~8月、12月下旬~1月あたま)に県民の日がある道府県は、公立の学校が休みになることは、まずないでしょうね。
■大分県民の日の主な趣旨
大分県民の日の主な趣旨は
公式にはありません。
何故なら、大分県の条例で規定されていないからです。
大分県民の日の存在自体は一部で知られているようですが、推進していた協議会が解散してしまったため、大分県庁の人ですら知る者が少ないのが現状。
大分県は11月14日を「県民の日」と認識しているようですが、条例を制定する程の記念日とは考えていないようです。
■無料開放または割引される施設は無し!
大分県民の日に無料開放や割引される施設は無いそうです。
(元々、別の日に条件付きで無料開放されている施設はあります。)
なぜなら、前項でも書きましたが、大分県の条例で県民の日が制定されていないから。
大分県民も、県民の日に対して無関心な人が多く、こんな状態では、条例化されるどころか、数年後には記念日自体が風化して忘れられてしまうかもしれませんね。
■大分県民の日以外の日本の11月14日
それ以外の記念日については、
埼玉県民の日の記事の最後の項目と内容が被るため、お手数ですが、そちらをご覧ください。
では、今回はこの辺で。