■ハヤシの日ってどんな日?
ハヤシの日とは、ハヤシライスの食文化をより多くの人に伝えていくのが目的で作られた記念日です。
ハヤシライスは、薄切りの牛肉とタマネギをデミグラスソースで煮こんでライスの上にかけた料理のことです。
人によっては、「ハッシュドビーフをご飯の上にかけたもの」と考えるとわかりやすいと思います。
または、「とろみが強めのビーフシチューをご飯にかけたもの」と言っても近いかもしれません。(笑)
◆ハヤシとハッシュドビーフの違い
実は、ハヤシライスとハッシュドビーフの明確な違いはありません。
原材料と調理法がほとんど同じだからです。
しかしながら、原材料にトマトソースやケチャップが多く入って赤みが出ているものを「ハヤシ」と呼び、デミグラスソースの色が強くでている焦げ茶色のものをハッシュドビーフと呼ぶ傾向が強いようです。
あくまでも傾向であって、焦げ茶色のものでもハヤシと呼ぶことはあります。
お店によっても呼び方の基準が様々なようなので、明確な定義は無い状態になっているのです。
参考:Wikipedia
■提唱・制定者は?
ハヤシの日の制定者は、「株式会社丸善ジュンク堂書店」さんです。
書籍だけでなく、レトルトの洋食シリーズ「新厨房楽」も製造販売するマルチな企業さんです♪
■日付の理由は?
日付の理由は、ハヤシライスの生みの親※とされている早矢仕有的(はやし・ゆうてき)氏の誕生日(1837年(天保八年)9月8日から来ています。
ちなみに、早矢仕有的(はやし・ゆうてき)氏は、株式会社丸善ジュンク堂書店さんの前身である丸善株式会社の創業者です。
※ハヤシライスの起源は、ハッシュドビーフが元になっているなど、諸説あるようです。
■日本記念日協会に登録されているの?
ハヤシの日は、日本記念日協会に認定・登録されています。
こんなところですね。
私の記憶では、子供の頃に食べたハヤシは赤っぽかったですが、大人になって焦げ茶色のハッシュドビーフを食べた時に、「あれ?味が似てるな。」と思いました。
そりゃ似てますよね。
原材料と調理法がほとんど同じなんですから。(笑)
だから、個人的には、ハヤシはハッシュドビーフの日本バージョンというとらえ方をしてきました。
この記事を書く際に再度調べて、「やっぱりな」と再確認できました。
違うのは呼び方だけで、どちらも美味い!
では、今回はこの辺で。
■関連項目