実は10月28日は、群馬県民の日だったんですね。
正式名称も「群馬県民の日」。
通称と変わりませんね。(笑)
群馬県は首都圏の県の一つで、埼玉県の北にあります。
群馬県の位置はここ↓
世界文化遺産の富岡製糸場と絹産業遺産群は群馬県にあります。
そんな群馬県は、1871年(明治4年)の廃藩置県で誕生しました。
その日こそ、10月28日だったのです。
その日を記念日として、1985年(昭和60年)に群馬県民の日が作られたのです。
群馬県民の日は、群馬県の条例※にもある、立派な群馬県の記念日です。
※群馬県民の日を定める条例(昭和60年群馬県条例第5号)
今回は、そんな群馬県民の日についてチェックしてみました。
皆様の参考になれば幸いです。
■学校は休日になるの?
なります♪
公立の小中高の学校が休校日となります。
ただし、群馬県民の日が日曜日だったとしても、月曜が振替休日になりません。
国民の祝日とは違うので、
振替休日が適用されないからです。
なお、公立の学校が休みになる都県民の日は以下のとおりです。
6月15日 千葉県民の日
11月14日 埼玉県民の日
11月20日 山梨県民の日
11月13日 茨城県民の日
10月1日 東京都民の日
10月28日 群馬県民の日
いずれも首都圏に連なる都県ばかりです。
他の地方の道府県も、県民の日に公立の学校が休みになるといいんですけどね。
まあ、春休み、夏休み、冬休みなど、全国的に学校が休みになる月(3月下旬、7月~8月、12月下旬~1月あたま)に県民の日がある道府県は、公立の学校が休みになることは、まずないでしょうね。
■群馬県民の日の主な趣旨
群馬県民の日の主な趣旨は、
「郷土への理解と関心を深め、自治の意識を高め、豊かな群馬県を作ろう!」
というものです。
都民の日の趣旨と同じく、自治というキーワードが入っていますね。
自治の意識を高めることは、地方の発展と充実に力が入ります。
そう、地方の活性化には自治の意識が必要不可欠なのです。
群馬県民の日を制定した人たちは、そのことをよく知っていたのでしょうね。
■無料開放される施設
群馬県民の日ということで、以下の施設が無料・割引開放されます。
(注:全部は網羅してません)
群馬県勤労福祉センター
(体育施設無料開放)
ALSOKぐんま総合スポーツセンター
(施設利用料無料)※
(※会議室、研修室等及びアイスアリーナの貸靴代を除く)
ぐんま昆虫の森
(入園料無料)
沼田市歴史資料館
(観覧料無料)
川場村歴史民俗資料館
(観覧料無料)
こんなところですね。
他にも無料開放や割引される施設はたくさんあります。
詳細は、こちらのページをご覧ください。
PDFファイルが用意されています。
■群馬県民の日以外の日本の10月28日
ABCの日
岐阜県地震防災の日
速記記念日
ABCの日は、社団法人日本ABC協会が制定した記念日。
ちなみにABC協会は、
新聞や雑誌の実売部数を調査する機関のこと。
岐阜県地震防災の日は、
濃尾地震が発生したことを起因とし、2005年に岐阜県が制定。
濃尾地震が発生したのが1891年。
そんな100年以上前の地震を例にとってまで記念日を作る必要があったんでしょうか?
まあ、地震に対する危機意識と危機管理を意識するにはいいかもしれませんが。
速記記念日は、田鎖綱紀氏が考案した速記法にちなんで制定されたそうです。
田鎖綱紀氏が速記法を発表したのは、なんと1882年。
速記の始まりは、割と昔だったんですね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目