■貯蓄の日ってどんな日?
貯蓄の日とは、勤労の収穫物とも言えるお金を、無駄遣いせずに大切にしようという意味を込めて制定された記念日です。
貯蓄の日のモデルは、同じく毎年10月17日に伊勢神宮で行われる神嘗祭(かんなめさい)となっています。
神嘗祭では、その年に収穫された穀物でつくったお酒などを収穫への感謝の気持ちを込めて奉るところから、それにあやかって、お金=労働の収穫物ととらえ、お金を大切にするように記念日としたそうです。
■提唱・制定者は?
貯蓄の日の制定者は前、当時の「日本銀行貯蓄増強中央委員会」(現・金融広報中央委員会)さんです。
制定年は、同会が発足した1952年(昭和27年)です。
(実施は翌年の1953年から。)
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
貯蓄の日は、日本記念日協会に認定・登録されていません。
こんなところですね。
日本の教育では、お金は大事ということ自体は教えますが、そのお金をどんな風に貯蓄・運用していくかに関しては、学校では教えません。
日本は資本主義社会です。
お金が大事というのなら、そういう経済面の教育も、義務教育中に行うべきなのです。
欧米に見習って、経済の勉強も学校で行うように制度を改革するべきです。
まあ、その前に、教育委員会自体を見直さないといけないのかもしれませんけどね。
では、今回はこの辺で。
■関連項目
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