記事タイトルにもあるとおり、
牛油果は
アボカド
と読みます。
そう、フルーツのアボカドです。
おそらく、多くの人が「漢字の読み方がわからなかった」んじゃないでしょうか。
また、アボカドの正式な和名は、漢字で“ 鰐梨 ”と書きます。
読みは“ わになし ”です。
表皮のゴツゴツ感が鰐の皮に似ているからだそうです。
これを機に覚えてくださいね(笑)
さて今回は、アボカドについて色々とチェックしました。
皆様の参考になれば幸いです。
■アボカドってどんな味?
確かにアボカドはフルーツの一つなんですけど、味は全然甘くありません。
むしろ、油っぽくて、野菜と肉の中間のような食感です。
漢字で書くと“牛油果”
牛の油の果実・・・うまく表現したものですね。
で、 漢字のとおり、油っぽい風味なので、醤油をかけて食べると刺身みたいな味がします。
それが理由なのか、最近では寿司のネタの一つとして、巻き寿司の中にアボカドが入っていることもあります。
まあ、砂糖やハチミツなどの甘味料をかければ、スイーツの一つとして楽しむこともできます。
でもまあ、日本では醤油をかけて食べる人の方が多いんじゃないでしょうか。
食べ方は人それぞれですけどね。^^
■実はビタミンEが豊富
文字通り、油が実に大量に含まれていて、高カロリーなので敬遠されがちなのですが、実はビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEは、細胞の老化防止や血液サラサラ効果、さらにはホルモンバランスの調整などに役立つ非常に重要な栄養素の一つです。
アボカド1個あたり(約220g前後)で、約4.15mgのビタミンEが含まれています。
これは成人が一日に必要なビタミンE摂取量の約2/3にあたります。
つまり、アボカドを1個食べておけば、効率よくビタミンEを摂取できるワケですね。
まあ、アーモンドのように、アボカドよりも多くビタミンEを含む食材※は数多くあるのも事実です。
※(アーモンド:31mg 100g中の含有量)
しかし、アーモンドを100gも食べるのは大変ですし、しかもビタミンEの過剰摂取気味になるので注意が必要ですね。
ビタミンEは基本的に身体に良いものです。
でも、摂取しすぎると骨粗しょう症や血液凝固不全などの病気になる可能性が高まる可能性があります。
ビタミン系のサプリメントを色々服用してる人は、意外にも過剰摂取になってるかもしれません。
あくまでも程々が良いということですね。
■アボカドを使ったサラダや料理
アボカドを使ったサラダや料理の写真です。
参考までにどうぞ♪
アボカドの生ハム巻
そうめんのアボカドあえ
エビとアボカドのサラダ
アボカドチーズかけ
アボカドとタマネギのサラダ
マグロ刺身アボカド添え
アボカドのカプレーゼ
アボカドのカルパッチョ
トマトとアボカドのサラダ
こんなところですね♪
アボカドの味はフルーツというよりも、野菜に近い感覚。
なので、惣菜の和え物として最適なんでしょうね。
■アボカドの旬の時期
アボカドの旬の時期は初夏です。
具体的には5月終わり~6月にかけてです。
アボカド自体は一年中出回っていますが、市場に出回るアボカドは、まだ未熟な状態です。
なので、購入したら、しばらく寝かせておくと良いでしょう。
アボカドの皮がツヤツヤの焦げ茶色になり、程よい弾力が出てきたら食べごろです。
■アボカドの名産地
アボカドの名産地は以下のとおりです。
- メキシコ
- フィリピン
- USA
- ペルー
- ニュージーランド
- チリ
- 北海道
- 熊本県
- 秋田県
- 神奈川県
- 愛媛県
こんなところですね。
日本で出回っているアボカドのうち、99%がメキシコ産です。
日本でも生産していますが、その生産量はとても少ないのです。
メキシコやフィリピンの出荷量トン(t)単位と比べて、日本ではキログラム(kg)単位の生産量です。
単純に計算しても、1000倍の数の違いがあるのです。
逆に言えば、日本で生産されたアボカドは、希少価値が高いとも言えます。
しかし、値段の安いメキシコ産を買ってしまうのは人情。(苦笑)
味もほとんど変わりませんしね。
では、今回はこの辺で。