日本の記念日の中でも、かなり有名な記念日のひとつですね。
毎年この日は、様々なイベントや企画が実施されます。
特に、芸能人の良い夫婦を一般公募で決める「パートナー・オブ・ザ・イヤー」は有名どころですね♪
「いい夫婦の日 川柳コンテスト」など、面白いイベントも実施されています。
とまあ、もはや語る程の事もないほど知名度が高い記念日ですが、それでも語るのが私の使命!(笑)
というワケで、今回はいい夫婦の日についてチェックしました。
皆様の参考になれば幸いです。
■いい夫婦の日に最も多いのは入籍・結婚式
この日に入籍するカップルは非常に多いそうです。
幸せな夫婦関係が長く続く未来への希望を想像して入籍するんでしょうね。
また、結婚式に関しては、ジューンブライドということで6月に挙げるカップルが多いですが、いい夫婦の日に結婚式を行うカップルが多いのも事実です。
(いい夫婦の日が大安吉日なら尚更ですね♪)
いい夫婦の日に入籍または結婚式を挙げれば、11月22日が結婚記念日になります。
有名な夫婦の日を結婚記念日にすれば、余程忙しい人じゃない限り、まず忘れることはありません。
なので、“結婚記念日を忘れてた”などと言った、夫婦関係に亀裂が入るようなトラブルが、ほぼ無くなります。(苦笑)
また、次の日の11月23日は勤労感謝の日で祝日のため、休みになります。
なので、夫婦水入らずで、安心して記念日を過ごすこともできるんですね♪
そんなワケで、いい夫婦の日に入籍や結婚式を挙げるカップルは多いのです。
“結婚記念日を忘れない”というのが、意外にも夫婦円満に大きな効果をもたらしているのではないでしょうか。
ちなみに、この日にプロポーズする恋人もいます。
この日にプロポーズが成功した場合は、大体は来年度に挙式となることが多いようですね。
■いい夫婦の日の由来は?
いい夫婦の日の由来は、11(いい)22(ふふ)という読み方の語呂合わせから来ています。
元々は、1985年当時の政府が、経済対策会議において、11月を「ゆとりの創造月間」として提唱したことが始まりです。
これによって、11月に何らかの記念日を作ることが模索されるようになりました。
3年後の1988年、当時の財団法人余暇開発センター(現:日本生産性本部)が、11(いい)22(ふうふ)の語呂合わせで、11月23日を“いい夫婦の日”とすると提唱しました。
これが、いい夫婦の日の由来です。
「日本中の夫婦に、より素敵な関係を続けてほしい」
そんな想いが込められている、素晴らしい記念日なのです。
そして、「大切な人と特別な時間を過ごす日」として全国に広まりました。
故に、提唱されてから現在まで30年以上も続く、素敵でロングランな記念日となっているのです。
ちなみに、いい夫婦の日は、日本記念日協会には登録されていませんが、サイト内で「その他の記念日」として紹介されています。
■「いい夫婦の日」の過ごし方
ほとんどの場合、いい夫婦の日は夫婦の約9割がパートナーと一緒に過ごすそうです。
どう過ごすかというと、大体は以下のようなケースが多いようです。
- 家で動画などを観たりしてゆっくりする。
- 準備していたプレゼントを贈りあう。
- 好きな料理だけを作って、家でのんびり楽しむ。
- 一緒に近くの公園に出かける。
- 二人だけでゆっくり外食する。
- 街へ映画を観に行く。
- 小旅行に出かける。
以上のように、「夫婦二人で何かをして過ごす」ことがメインです。
2024年は、インバウンドが増え、外出先でも外国人旅行者をよく見かけるようになりました。
故に、旅館やホテルが外国人ツアーの予約でいっぱいになり、夫婦水入らずで出かけて、のんびりと紅葉を見たり温泉に浸かったりして一緒に過ごすという小旅行がやりにくくなっているそうです。
■いい夫婦でいる秘訣
いい夫婦でいる…つまり夫婦円満の秘訣は、
ズバリ、「思いやりのコミュニケーション」です。
お互いを尊重し、「ありがとう」「ごめんね」などの相手を思いやる言葉をかけるというコミュニケーションが特に大事なのです。
これは、夫婦に限らず、他の人間関係でも重要なことですね。
ほんの少し優しくなれれば、思いやりの言葉をかけることができます。
恥ずかしく感じるかもしれませんが、慣れれば意外とすんなりと言葉が出ます。
普段は頑固で口下手でも、いい夫婦の日くらいは、やってみてもいいと思いますよ?
では、今回はこの辺で。
■関連項目