■ジェットコースター記念日ってどんな日?
ジェットコースター記念日とは、1955年(昭和30年)7月9日に、東京で後楽園遊園地(現・東京ドームシティアトラクションズ)が開園し、ジェットコースターが登場したことに因んだ記念日です。
当時のジェットコースターのコースの長さは1500m(1.5km)で、時速55km/hの速度が出たとのこと。
(現在では100km/h以上が普通。)
そんな迫力ある滑走の姿を見ようと、近くの道路には人垣ができたそうです。
ちなみに、ジェットコースターとは和製英語で、ジェット旅客機のジェットを名前に付けたそうです。
英語では、正しくは“ roller coaster ”(ローラーコースター)と書きます。
海外でジェットコースターと言っても通じないので、海外で使う際は気を付けましょう。(笑)
余談ですが、現存する日本国産最古のコースターは、「浅草花やしき」にある「ローラーコースター」(旧ロケットコースター)で、現在でも現役のアトラクションのひとつです。
なお、現代のローラーコースターの基礎となったのは、1884年にUSAニューヨーク市ブルックリンのコニー・アイランドに設置された木製の乗り物が起源とされています。
■提唱・制定者は?
ジェットコースター記念日の制定者は不明です。
■日付の理由は?
日付の理由は前述のとおりです。
■日本記念日協会に登録されているの?
ジェットコースター記念日は、日本記念日協会に認定・登録されていませんが、「その他の記念日」としてサイト内で紹介されています。
こんなところですね。
昔、大阪吹田市にあったエキスポランドで、風神雷神IIに乗ったことがあります。
人を立ったままの状態で固定して、猛スピードで回転移動するため、風圧で苦しく、とても怖かったことを覚えています。
二度と乗りたくないと思いました。
当時はジェットコースターブームだったので、より高速で、より怖く、より刺激的なジェットコースターが考案され、どんどん設置されていた時代でした。
それがエスカレートした結果、死亡事故などの重大な事故が発生し、消えていきました。
なんでもかんでも刺激的にすれば良いというものでもありませんね。
大事なのは「安全」ですから。
誰かしらの犠牲者が出ないと、それに気づかないのが人間の良くないところです。
では、今回はこの辺で。
■関連項目